今年も情報科教員を募集
神奈川県の20年度実施の教員採用選考についての情報
昨年と同じ3月28日付けで、県のサイトに神奈川県公立学校教員の採用選考の記者発表資料がアップされている。
残念なことに、募集校種等・教科(別紙1)のPDFを見ると、『高校情報の受験には、情報の教員免許状のほかに、情報以外の教科の高等学校教員普通免許状が必要となります。(取得見込みを含みます。)』という注意書きがある。これは、他の免許を問わない昨年と比べて後退する条件であり、全くの心外だった。日本史の必履修を宣言している地方自治体として、独自性を保つことができないのだろうか。
その他、募集に関することをまとめると
◆1次試験:7月6日(日) これは関東の他都県と一致するだろう
◆受付期間:5月7日~5月19日 郵送またはインターネットで
◆2次試験:7月31日~9月1日の間で実施
◆説明会:(1)4月28日(月)19時~ (2)5月6日(火)14時~ 4月中旬より受付
最後の項目の説明会は、昨年が1回だったのが今年は2回実施される。これは、教員採用に切羽詰まってきていることを象徴している。しかし、例年と同じく今回の記者発表も、東京・千葉に比べて明らかに遅いし、正式な実施要項は4月下旬に公開予定という相変わらずのんびりした計画。ここで各教科の募集人数も告知されることになる。
東京都では、4月中旬には地方7会場で説明会が行われるという。県の対応に歯がゆい思いをしているのは私だけではないだろう。
しかし、東京都では要綱を見る限り、今回は情報の募集が無いようだ。名簿登載が2名だったがこの春の採用数は0と聞いている。次の教育課程で情報の必履修が打ち出されているが、学習指導要領が決定するまで見守るのだろうか。
■この時期は採用試験の調査研究のため、東京アカデミーの教員採用試験日程速報にお世話になっている。
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