DTP入門:後期期末試験
最後の総合作品「三つ折チラシ」をプレゼンすることが試験
人数が多いので、通常の試験の時間割に入れず、試験期間中で各自が希望する時間帯に試験を行う。一年間で作ってきた作品をキャプチャして画像素材とし、ポートフォリオとして三つ折りチラシを作る。自分の成長を振り返りながら、来年度の受講生に科目の概要と感想が伝わるように工夫する。過去の三つ折チラシを参考にしながら、新しい発想を盛り込んでいく。当然、今回の作品は来年度以降の参考資料となる。
A4の両面印刷を掲示したホワイトボードの前で、折り込んだチラシを持ってプレゼンを行う。開いていくストーリーを説明したり、素材の配置や、イラストの工夫など、生徒一人ひとりが力を入れたことをアピールする。
作品制作もプレゼンも「情報デザイン」の基盤として、高校で扱うには適している。
この科目は4年目で、毎年三つ折りチラシを作ってきた。しかし、プレゼンまで課したのは今回が初めて。その成果として、自分の思いをしっかり表現した作品が多く、全体のレベルも上がっているようだ。
初の全国大会(8月22日)では、試験をプレゼンで行った事例を報告しようかと考えている。
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