情報セキュリティトピックセミナー
18:30より、横浜駅西口の情報科学専門学校にて、標記のセミナーに参加
NPO情報セキュリティフォーラムが主催したセミナーで、情報セキュリティ大学院大学の副学長の林紘一郎先生(監訳)と、同大学院一期の修了生中西輝夫氏(訳)が、その書籍情報社会の倫理と法-41のケースで学ぶ-から、2つのケースを取り上げてケース・スタディを行った。会費はこの書籍の受講料を含んでいるが、定価で購入するより格安だった。
この書籍より、2つのケースを黙読し、林氏(写真左)のコーディネートにより意見交換が行われた。
■ケース3.2 ソフトウェアのコピーは絶対正しくない
高校教員が授業で使いたいソフトの違法インストールで悩むケース
■ケース5.4 J-D社における電子メールのプライバシー
社内のメールが年末の査定のために上司が読むことについてのケース。同社COOは、インサイダー取引を探知し、迅速な対応をするためにどれだけ役立ったかを強調するという。
林先生の解説は実に分かりやすい。昨年2月17日のエントリで紹介したように、東大法学部出身で電信電話公社に入社、NTTアメリカの社長を経て、教育会に移り、慶応義塾大学そして現在の情報っセキュリティ大学院大学の副学長を務めている。この豊富な経験が、余裕となって現れている。
終了後、林氏と中西氏には、神奈川県情報部会の研究会などでの協力をお願いした。今回の書籍は、社会人向きのものだが、学校現場でも使えるケースを取り上げていただけると有難い。
NPO情報セキュリティフォーラムは今後もセミナー等を運営される。休日や平日夜に開催され、メールアドレスを登録しておくと開催の案内が届くので参加しやすい。高校教員および教員を目指す学生には、ぜひ参加をお勧めしたい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント