図形と画像の処理:試験はアニメと実写の合成風に
3年次が関わる科目は、来週試験を行う
「図形と画像の処理」では、メタセコイア+MIKOTOで3DのGIFアニメーションを作成してきた。このアニメ作品は、背景写真の前で演技させるという形でAfterEffectsで統合作業を行っている。タイトル文字を入れたり、アニメをトランスフォームしたりと各自が工夫を凝らしている。10秒のショートムービーに書き出し、その作品をプレゼンするというのが試験。このプレゼン試験はビデオ撮影し、作品と絵コンテと共に評価材料となる。
作例として、左のクマのアニメーションを背景写真と組み合わせる方法を解説してある。。背景画像は、撮りためた写真からステージとして使えそうなものを20種ほど提供してある。
この課題は、レイヤーとマスクの機能の理解に役に立つ。
観光用路線バスが映っている写真をタイムラインに配置。この上に、空中遊泳のアニメとテキストを配置。最下位の画像を最上位に複製し、ペンツールでバスの部分をくくってマスク(分かりやすいよう、下のレイヤーは非表示にしてある)。下のレイヤーも見えるようにすると、空中遊泳のアニメは、バスの後ろを遊泳するムービーになる。
これだけの説明で、生徒は自由な発想でムービーを作成する。生徒は、アニメーションの最初の練習でもこれらのように、さまざまな動きを作っている。背景画像も早くから紹介しているので、工夫次第で面白いものができるだろう。
本日午後、授業を休んでしまった生徒の補習を行った。いくつものアプリケーションを組み合わせて作業しているので、一部が抜けていると完成できないからだ。
ある生徒は、クマがマイムマイムを踊るムービーを作るという。マイムマイムを踊るモーションを作り、いくつかの角度からアニメを書き出す。上から見たアニメを円形に配置したり、横から見たアニメで前に出る動作を誇張したりと、工夫を重ねていた。今年の作品は、来年度の糧になるので、完成を楽しみにしている。
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