プ会C:プログラミング教育の導入
18時より東京大学理学部7号館にて、第C回プログラミング・情報教育研究会に参加
本校の若手F先生と彼が科目「アルゴリズム」などでC言語を教えている生徒に声をかけた。F先生と生徒2名が参加するが、女子生徒1名が少し遅れての出発になった。学生食堂で食事を取って待つこと20分ほど。無事たどり着き、合流して会場へ。しかし、よく一人で不慣れな地下鉄を乗り継いで目的地まで来れたものだ。
内容は、
・東大理系1年生むけCSスパルタ教育 ~ JavaからRubyへ ~
/久野 靖教授(筑波大大学院)
・簡単に、楽しむプログラミング
/能城 茂雄教諭(東京都立上野高校)
久野先生からは、後期の「情報科学」の授業の様子を報告。確認手段としての言語はRubyに統一されているという。情報科学(CS)を題材にしたプログラミングには、早期に脱落する学生もいるそうだ。【一文修正】他に選択科目が無いのに関わらず、選択しない学生が多いそうだ。「科目名に恥じない内容を提供しようとする久野先生の意気込みが伝わってきた。
能城先生からは、技術者の早期育成を目的とした経済産業省のセキュリティキャンプの広報活動で行うプレゼンを披露してくださった。テトリスの基本動作をC言語で実現しようというもので、複雑な動作を、一段階づつ解決(プログラミング)していくという展開には、きっと高校生も興味をひかれると思う。来年の夏休み、ぜひ生徒にも参加させたいものだ。
30人弱の参加だったか。普段お世話になっている専門学校2校にこの会を紹介させていただいたが、神奈川の情報科学専門学校からは4名の教員が参加された。東大の授業内容やセキュリティキャラバンの内容にうなづきながら、資料を丹念に見られていた。
ところで、会場の部屋には、神奈川県教育委員会で「3台」所有しているテレビ会議システムと同じ機材が置いてあった。スクリーンと天井吊りプロジェクターも2セットある。前部天井から受講席を撮影するモニターも。施設の充実は、さすが東大と思わせる。
終了後、生徒は解散。F先生が途中まで引率してくださった。
私はいつものように懇親会で盛り上がる。次回は「高大連携」がテーマということ、本校の多様な事例を紹介することもあるか?
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コメント
当日はどうもありがとうございました。1つだけ、「早期に脱落」と言われるとちょっと違う気がします。最初から「自分には要らないもの」と思われて選択してもらえない、様子見にも来てもらえないというのが最大の問題だと思うのですよね。
投稿: 久野 | 2008年1月19日 (土) 09時45分
横浜から生徒さんを引率されて、御参加、ありがとうございました。プ会は草の根活動ですが、五十嵐先生の御参加はいつも心強いです。
今回はプログラミングの授業ということで集中しましたが、また、いろいろなネタでやっていきましょう。
投稿: たつみ | 2008年1月19日 (土) 11時01分
久野先生、辰己先生、コメントありがとうございます。
久野先生>失礼しました。確かに「脱落」という表現ではありませんでした。何らかの方法で修正させていただきます。
辰己先生>プ会は、私自身の視野を広げるために役立っています。もっと多くの立場の方が参加するとさらに面白くなりそうです。
いつも神奈川からの参加が少ないので、たまには神奈川でも開催をお願いします。
投稿: VX | 2008年1月19日 (土) 23時41分
さっそく対応ありがとうございました。はい、ぜひ神奈川でも開催したいと思っていますので、その節はよろしくお願いします。
投稿: 久野 | 2008年1月20日 (日) 09時29分