日本情報科教育学会設立総会
15時より、日本情報科教育学会(JAEIS)の設立総会に出席
会場は市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)。
参加者数は不明だが、会場は満席。神奈川の高校教員は4名で寂しい。部会幹事長に連絡さえあればMLでも広報できただろうと思うと残念。
高橋参吉先生(千里金蘭大)から、理事会にて推薦された岡本敏雄先生(電気通信大)を会長として紹介、承認。岡本先生より、副会長として松原真一先生(滋賀大学)・西野和典先生(九州工業大)、事務局長として高橋参吉先生が紹介、承認される。
さらに、委員会・研究部会とその長の紹介、規約、会費、活動計画等々と議事が進む。
文科省からは初等教育局参事官(産業教育・情報教育担当)安藤慶明氏より、「我が国の学校教育の情報化と学習指導要領」という基調講演をいただく。最後に、日本情報科教育学会への期待として上右図のような7項目が示された。(クリックして拡大)
最後に時間は短いが松原伸一先生(滋賀大)・清水康敬先生(メディア教育開発センター)・雨宮真人先生(九州大)によるパネルディスカッション。質問はほとんどが高校の教員。それはそうだろう、高校教員は大学教授以上にこの学会設立に期待しているのだから。
時間も迫る中、私も発言させていただいた。「総合学科に限らず、専門教科情報を教えていくために教員養成をしっかりして欲しい。Webでの案では研究部会の内容に「教員養成」という言葉があったのに、本日の資料からは消えている。」という趣旨。岡本先生から「教員養成についてはしっかり取り組んでいく」との回答を得て、まずは安心した。
今後「情報デザイン」という科目が出来るが、これに限らず、普通教科情報の中にも「万人のための情報デザイン教育」が盛り込まれることを期待している。先を見越して、個人的に参加を依頼した日本デザイン学会からは、植村朋弘先生(多摩美大デザイン学科)が出席してくださった。この学会の様子を見て、今後、どのように協同することができるか探っていただけるようお願いした。
懇親会終了後、2次会へ。
【追記】毎日jpの記事
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