文科省ICTスクール成果発表会
昨日に続き、最終日の成果発表を見学させていただいた。
ICTスクールの公式サイトの紹介のように、
今日は、夏合宿を経て選抜されたメンバーが冬合宿の成果を発表する。
「 ICTスクール 2007 」では、世界一級のクリエーターを目指す高校生が、ICT分野の最先端で活躍する研究者たちによる指導・助言のもと、発想力拡大と独創的コンテンツの開発にチャレンジしている。
10時40分、プログラミングの大岩クラスの発表、そして11時から、別室で3DCGの和田クラスの発表が始まる。高校生が作品をプレゼンするのだが、大岩クラスは個人作業、和田クラスは分担作業なので、発表の様子は全く異なる。
大岩クラスでは、各自でコンパイラを作成した。言語にJAVAを使い、Eclipseで開発作業をしている。面積や体積を計算するものや、かめを動かして軌跡を描画するものなど。「ミニドリトル」を開発していると言えば雰囲気が分かるだろう。
全員の発表を聞きたかったのだが、別室で和田クラスの発表が始まるので移動。こちらでは本校の生徒も発表する。
和田クラスでは、作業を分担してアクションゲームを作っていた。まず、リーダーがゲーム全体の紹介をする。
次に、キャラクタのモデリング・アニメーション班、環境オブジェクト班の学生がポリゴン数を抑えるために工夫した点などを発表。途中、今回の合宿に参加できなかった岐阜県の学生にSkypeでインタビュー。夏の合宿以降、互いに連絡を取り合いながらパーツを作ってきた仲間らしい。
キャラクタ同士の会話や接触判定などゲームストーリーはスクリプト班の作業。オブジェクト指向の言語Pythonを使っているらしい。
さらに、ワールド班が各シーンの細部の工夫を紹介する。
キャラクタアニメーションを担当した学生は、本校の科目「図形と画像の処理」の教材として、MetasequoiaとMIKOTOのデータを提供してくれた。感謝!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント