検定対策補習:情報システム試験(1)
2月3日のJ検「情報システム試験」の対策補習を行う
この試験は、「基本スキル」問題と、2つの分野「プログラミングスキル」「システムデザインスキル」からなる。「基本スキル」と1分野の合格により、情報システム能力を認定する。「プログラミングスキル」では、プログラミング問題をC言語・Java・CASLIIから選択する。
J検全体に言えることだが、問題を解きながら勉強ができるように作られている。だから、積極的に過去問題を解くことが実力アップに直結する。
全スキルを合わせると、「基本情報技術者試験」に「初級システムアドミニストレータ」のデータベース問題を加えた程度になる。総じて「基本情報技術者試験」の前哨戦という位置づけになるだろう。しかし、「基本情報技術者試験」と「初級シスアド」は、来春で最後。その後は内容も変わり、試験形態もCBT形式になっていく。もう高度の検定を受ける余裕がないが、春は最後の「基本情報技術者試験」を記念に再受験してみようか。。。
本日をはじめ、冬休み中も4日間補習を組んでいる。きっと足りないだろうから、1月からも土日を利用して補習をすることになるだろう。それだけ、ボリュームがある試験だ。新採用3年目の若手教員と分担して指導していく。ちなみに、神奈川では合格により3単位までの認定が可能。つまり105時間の学習の成果に相当することになる。
さて、本日は試験の全体像の説明と過去問題を利用した勉強方法を説明。その後、今年度前期問題の問1を解説しながら解く。内容は、浮動小数点表現形式と計算の誤差、10進数少数をIEEE754規格の単精度浮動小数点表現形式で表す問題。これに、8ビット符号付き整数、正負の数の取りうる範囲などを付け加えて説明した。
意欲のある生徒を集中して教えるので、教える者としても楽しい。
次回の私の担当は、論理演算・論理回路、符号化とデータ圧縮、そしてCPUの機能あたりまで。
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