図形と画像の処理:メタセコイアではじめよう
科目「図形と画像の処理」、オリジナルのモデリングの実習。
フリーウェアのMetasequoia LEを使って、モデリングの実習を行ってきた。まずは、ソフト付属の作例データを解析しながら説明、チュートリアルの「手」をつくるまでで2時間。ここまでで、オブジェクトの移動・拡大・回転とカメラワークを身につけた。
次に、入門書籍メタセコイアからはじめよう!の作例クマを2時間かけて一緒に作る。理論的なことも作りながら教えていく。ここでは複数のオブジェクトを効率的に編集する方法や、曲面制御(サブディビィジョンサーフェス)、ミラーリング、環境光や拡散光、シェーディングの基本を学ぶ。
本日は、この5時間目で、いよいよオリジナルのぬいぐるみを作る。予告.として昨年の受講生の作品を見ているので、この1時間でほぼできあがる。写真は、教師卓から見た様子。左のモニターは教師PCの画面であり、クマの作例と、制作上の設定ポイントを表示しており、これが生徒機の間にある中央モニターにも表示されている。右のモニターでは、生徒機の画面を巡回でモニターしており、手前のパネルで操作することができる。作業が進んでくると、生徒の作業状況を順に中央モニターに転送して、モチベーションを高めていく。
1時間でほぼ完成。次回の授業でレンダリングし、相互閲覧をする。
その後、マッピングを教えていくと、ちょうど25日のCG検定を迎える。図形と画像の処理の受講者から10名が、CGクリエイター検定3級にチャレンジする。連日、昼休みに、教えていない部分を補習している。
■クリエイト系の授業では、互いのいいところを学び合わせることが大切。けして、教員がすばらしい作品を作ってみせる必要はない。
■書籍「メタセコイアからはじめよう!」は、メタセコイアで授業を行っている先生が必ずといってもいいほど参考にしている。
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