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2007年11月23日 (金)

CG検定:認定教育校制度

「図形と画像の処理」の授業と「CG検定」を繋ぐ認定教育校制度

平成12年度に情報免許講習会に参加して以来、自分自身が資格検定試験のカリキュラムを利用して体系的な勉強をしてきた。その経験から、資格試験については情報部会の一員としても研究をしている。

様々な情報の科目を担当しているが、伸びる生徒に対して、授業では足りない部分を、適切な資格試験を目標に紹介することでサポートしている。生徒にとっては、進路に向けて役にたつだけでなく、資格によっては単位認定もされることも、高い意欲で取り組む理由である。

専門教科情報の指導要領科目「図形と画像の処理」には、いわゆる検定教科書がない。そこで、この分野の草分けである、CG-ARTS協会のCGクリエイター検定3級のカリキュラムであるテキスト入門CGデザインを補助教材としている。授業ではもっぱら、フリーソフトとAdobeソフト群での実習を中心に、自作プリントで進めている。

この科目の受講者の半数以上は、明後日実施のCGクリエイター検定3級・2級を受ける。昨年度も受験者がいるので、今年よりCG-ARTS協会から認定教育校として支援を受けている。授業で最も役に立つ支援は、テキスト中の図版・画像データをほぼ網羅したCD-ROM。これを中間モニタに提示しながら説明することで、効率よく授業が進む。

次に役立つ支援は、検定試験のキーワード集。検定の範囲には授業では扱っていいない部分もあるが、キーワード集のおかげで、昼休み6回ほどの補習でも、要領よく全範囲を解説することができた。暗記ではなく、理解した上での知識になったと見込んでいる。

11月25日が試験。

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