0711今月の初心:技能審査の単位認定
今月は「技能審査の成果による単位認定」に関わる仕事が多い。
これらをこなすことが今月の目標。
■神奈川県の「技能審査の単位認定に係る標準例」の原案作成
他都県の情報科教員からも望まれている本県独特のシステム。内容や試験方法などを総合的に判断して、技能審査の成果を単位認定する場合の標準単位数の一覧が作られる。県内の公立・私立高校は、ここに示された技能審査については、表記の単位数を越えない範囲で単位認定することができる。各校はこの標準例から、内情に合わせて次年度の対象技能審査を申請し、生徒に周知する。
情報に関しては、技能審査の新設やカリキュラムの変更が多いので、毎年更新をする必要がある。情報部会が精査して原案を提出しているが、そのたたき台を作る担当。
今までに、単位数の適性化と、CG検定・情報活用検定(J検)・色彩検定・DTP検定を「情報」に盛り込んできた実績がある。来年度は「初級システムアドミニストレータ」が春で終了、「基本情報技術者」も含めて試験制度が改正される。まず、この試験について情報をまとめたい。その他、現行の試験も全て確認していく。
参考までに、2月2日のエントリで昨年度の情報関係の単位認定の実績を紹介する。
■色彩検定とCG検定の校内実施
今月11日が色彩検定、25日がCG検定。両試験とも私が担当なので、受験者への補習指導を行っている。高校生にとっては高い受験料、なんとか全員合格を目指している。明日は、文化祭の代休を利用して、いつもお世話になっている横浜デジタルアーツの専任講師に色彩検定の対策講座を開いていただく。講師の方がベテランの上、豊富な教具があるので頼もしい。
■総合学科の「公開講座」の科目開発
夏休み(中心)の公開講座を整理して、なるべく単位認定が可能なボリューム(35時間以上)にしていく方針。モチベーションの高い総合学科生が集まり、レベルの高い授業が期待される。
この運営をする「総合学科校外連携部会」の一員として、技能審査のカリキュラムを利用した科目開発を構想している。専門学校にも協力を仰ぐ。
個人的には、J検(2級)と色彩検定(3級)を対象とした講座が適当と考えている。
明日と木曜日に専門学校に伺うので、それぞれで打診してくる予定だ。
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