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2007年9月 9日 (日)

図形と画像の処理:試験問題例

専門教科情報の科目「図形と画像の処理」の前期期末試験より

授業で行ったPOV-Rayを使った実習に沿った試験問題を紹介する。なお、問題は簡略化してある。

【問】次の3DCG画像でカメラの設定を(1)~(6)のように変更する。それぞれに最も適した説明と画像を選びなさい。
 Jun00b 

<カメラ設定>
 (1)ハイアングル  
 (2)ローアングル
 (3)ドリーイン
 (4)ドリーアウト
 (5)ズームイン
 (6)ズームアウト

<説明>
 (ア)レンズの画角を狭める。望遠のこと。
 (イ)レンズの画角を広げる。広角のこと。
 (ウ)カメラを上に振る。
 (エ)カメラを下に振る。
 (オ)カメラを対象から遠ざける。
 (カ)カメラを対象に近づける。
 (キ)見下ろす角度を俯角といい、全体の状況が把握しやすい。
 (ク)見上げる角度を仰角といい、ダイナミックな印象を与える。

<画像>
 左から(A)(B)
 Jun_low Jun_high

 左から(C)(D)
 Jun_angle15 Jun_z5

 左から(E)(F)
 Jun_z20 Jun_angle60

■特に(3)~(6)は空間把握ができないと難しい。反射や屈折、陰影により、各オブジェクトの位置関係を理解し、カメラワークの意味を知っていなければいけない。まず<説明>を選択させることで<画像>を答えさせるヒントにしている。

参考までに、元画像のPOV-Rayのソースを示す。

Jun_source
POV-Rayの実習では3DCG技術の理解の他、空間座標の理解とプログラミングの入門が副産物として得られる。夏休み前にこの問題のような描画実習をしたあと、夏休みの宿題として、日本文教出版のIT-Literacy「3DCG編」の8ページ~37ページを自習させている。

■正解は
 (1)ハイアングル -(キ)-(B) 
 (2)ローアングル -(ク)-(A)
 (3)ドリーイン   -(カ)-(D)
 (4)ドリーアウト  -(オ)-(E)
 (5)ズームイン  -(ア)-(C)
 (6)ズームアウト -(イ)-(F)

それぞれ、ソースはカメラ設定の部分を次のように変えた。
 (1)location<0,10,-10>
 (2)location<0,-1.1,-10>
 (3)location<0,0.5,-5>
 (4)location<0,0.5,-20>
 (5)angle 15
 (6)angle 60

■ここでカメラワークについての知識を確認し、次の単元「DoGAを使った3Dアニメーション」に繋げていく。

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