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2007年9月19日 (水)

神奈川大学での研修会より(続)

昨日のエントリの補足

今年から神奈川大学の理学部情報科学科でも「情報」の入試を始めた。問題は大学のサイトからもPDFデータをダウンロードできるが、他校やセンター試験の情報関係基礎などと比較して、中程度の難易度。初めて解く問題でも、解きながら勉強になる問題が多い。7題中3題が必須、残り(計算・アルゴリズム/表計算/集合・演算/ハードウェア)から2題を選択。

情報の入試問題については情報科学科の後藤智範教授が解説。私は後藤先生の解説は4回目だが、いつも飾りのない率直なコメントで楽しんで聞くことができる。今年の夏のインターンシップ生4名の内の1名が、神奈川大学情報科学科の3年次生であり、後藤先生にもお世話になっている。解説の中で、教職課程では情報と数学の免許を取るように指導しているが、9名ほどの中で、情報の方で受けたいというのは1名だがとても熱意を持っている。それはそのインターンシップ生であるという。

後藤先生の30分の説明後、質疑応答の時間に以下の質問をさせていただいた。

中教審の検討素案によると、教科情報は継続して必履修となりそうであり、そうすると、今後も入試で情報を使う大学が増えるであろうことは予想できる。しかし、ソフトウェア開発者などの卵を見出そうとするならば、AO入試での募集を行う予定はないのか?
回答は、現在は想定していないが検討はしてみたいということ。

ぜひ、率先して情報のA0入試を行っていただき、私も受験者を指導していきたい。
私は、A0入試の受検者を抱える高校では、教員も一緒に勉強してスキルアップするだろうという、期待を持っている。情報科の現職教員を育てるために一番効果的な方法だと思うのだが・・・

この質疑応答の後、桑原教授から「情報+数学」「情報+理科」のように他教科の免許を持っていなければ教員採用試験に受からないとコメントされた。閉会後、桑原教授に「神奈川県の採用試験では、情報の採用条件は情報の免許だけだし、受験教科の免許以外は願書に記載できないようになっている。」と確認のため説明すると、ご存じでなかった。

昨年度はこの研修会の閉会後、大学の教員と参加された情報部会の委員会の教員で情報交換を行った。私は教員を育てるためにインターンシップ制度を準備していることを伝えたが、全く興味を持ってもらえなかった。前任校で高大連携をしていたS大学とは、大学側の意識が異なる。神奈川大学で情報の教科教育法を担当されているのは、我が神奈川情報部会の委員でもある神奈川大学附属中・高の小林先生であるが、忙しい上、講師で行かれているのでは学生の指導も限られるであろう。

常々思うが、情報の教職課程について親身に指導されている大学は、残念ながら少ないと感じている。

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