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2007年8月 4日 (土)

センター試験:情報関係基礎

神奈川・東京の大学に「情報関係基礎」の扱いを聞き取り調査している

大学入試センターの発表によると、来年度、4年制大学では国公立は全て、私立も467大学がセンター試験を利用する。この発表には推移の表もあり、私立では採用する大学が年々増加していることがわかる。

センター試験の教科『数学2』は、5つの科目「数学II」「数学II・B」「工業数理基礎」「簿記・会計」「情報関係基礎」があり。後ろの3科目は大学によって扱い(受験制限)が異なる。この部分がクリアーでないことが、受験科目として利用されず、認知度が低い原因かも知れない。例年600名程度しか選択していないが、平均点は高いのが実情だ。

情報部会の情報教育委員会では、8月24日の関東大会にて報告することを前提に、神奈川・東京で「情報関係基礎」を選択科目として置く大学から聞き取り調査を行っている。

調査全体の感触では、偏差値が高い(と言われる)大学から
・受験科目に入れない
・普通科高校からの選択は認めない
・普通科高校からも受けられる(制限なし)
という扱い。

■私が聞き取りをした国公立大学より。
・Y市大では、3年前から制限を廃止した。実際に選択した受験生もいるという。
・G大学は、普通科高校で専門教科情報の科目を履修している生徒であっても不可。ただし今後の検討材料として挙げてみる。

■私大より。
・M大学では、普通科高校からは受けられないとしているが、専門教科情報の科目を履修している生徒に対する扱いについては後日回答する。
・T大学、K大学、K女学園大学では、一切の制限なく全ての科目を誰が受けても構わない。

他の担当者からも途中経過の情報が入る。国立O女子大では、普通科高校からの選択は原則として認めていないが、もし選択していたら不利にならないよう対処する、という。

「情報」は入試科目としてどうかという議論がある。
今回の調査に先立ち、5月の県の研究大会では県内で情報の試験を行った4大学からの説明をうかがったが、まず入試の実態を知ることが大切と判断している。

【追記】本日の神奈川新聞の1面に『県内公立高全日制、大学現役進学初の5割超え』という記事。
大学や短大などに進学した生徒は卒業生の51.1%という。次のように解説されている。

少子化で大学を選別しなければ合格できる「大学全入時代」が背景。現役志向の高まりも押し上げの要因とみられる。
さらに、トップ校では志望校合格のために浪人する流れは変わらず、進学が少なめの学校では、「経済的に余裕がなく、就職する生徒が増えている」と格差社会の一面も紹介している。

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