総合学科Web作成委員会:卒業生の声
17日に校内の委員会を開き、当面の作業を検討
神奈川県公立総合学科高校合同Webに新しいコンテンツや、すでにあるコンテンツの充実を図る。大きく分けると、全体に関わるもので横浜清陵総合高校が担当するもの、ある項目に全ての学校から投稿するものがある。9月30日に県内総合学科高校の委員会があるので、それまでに準備する。
各校が投稿する項目のひとつに、卒業生の声というページがある。ご覧のように、卒業生を出している大師高校の生徒ひとりのデータしかない。多くの総合学科高校が今年の春に第1回の卒業生を送り出した。本校からもこのページに投稿するために人選を行った。
専門学校の在校生は、このサイトを作成してくださる総専協が担当するので、それ以外で総合学科らしい進路決定をした卒業生を載せる。卒業生を送り出した担任団からは3名が推薦された。ひとりは、ロボットが好きでその道に進んだ5月30日の記事の生徒。これから連絡を取る。
残り2名のうち、1名と連絡を取り始めた。G大学に公募推薦(論文があり、限りなくAO入試に近い)で進学した生徒。情報Aのプレゼンで全国プレゼンテーションコンテストに入賞したことをスタートに、さまざまなことにチャレンジし、選考されて海外派遣も体験している。たまたまこの生徒に「産業社会と人間」の授業に講師参加を依頼していた先生から、メールのやり取りを紹介された。(本人了解済み) 以下にその概略を示す。
大学生活は思い描いていたより面白くない・・・というのは清陵で貴重な経験をさせてもらいすぎて大学が物足りないといった感じ。先日学科全員が発表する入門ゼミでスライトを利用して発表したら「パワーポイント使えるなんてすごい!」とか言われた。清陵では1年から当たり前のように使いこなしているのに。英語や韓国語の授業も、もっと面白く教えてもらえたのに・・・早速メールで取材のための連絡を取ると、喜んで引き受けてくれた。しかも、「清陵や総合学科の素晴らしさでしたらいくらでも語らせていただきます。」という。
今年の「産業社会と人間」では、総合学科の卒業生を講師で招く企画を立てている。本校卒業生は、この生徒のように卒業後間もないが、大師高校の卒業生は大学を出て就職している者もいる。これからは、互いの卒業生の人財を共有しながら、共存していくべきだ。
彼らの声は、在校生だけではなく、新しく来られた先生達の「こころ」を揺さぶるはずだ。
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コメント
>彼らの声は、在校生だけではなく、新しく来られた先生達の「こころ」を揺さぶるはずだ。
そうなってくれるといいですね。
総合学科が神奈川県に誕生して12年がたちました。
卒業生は総合学科の最大の財産のひとつだと思います。
投稿: HIRON | 2007年7月21日 (土) 12時40分
コメントありがとうございます。
「総合学科でよかった」という声が励みになります。移動して来られた方には(教員が説明するよりも)総合学科を理解してもらえるのではと考えています。
この学校が「厚み」を増すか否か、卒業生の声が影響するはずです。つまり、学校として、この財産を使いこなせるかどうかが問題です。
投稿: VX | 2007年7月22日 (日) 01時18分