コンピュータ技術:3日目
5・6校時の画像処理を担当
前回の記事の続き。授業はメインのVisualBasicのプログラミングに入っている。初めは特に女子が慣れない傾向にあったが、今日はVBのインターフェースや操作に慣れてきた。放課後は18時まで残って、テキストの例題プログラムを打ち込んでいる生徒もいた。「デバッグして動くと嬉しい」「1年でやったタグと似ている」という。
さて、私は画像処理(静止画+動画)を2時間で担当。静止画では、640×480のフルカラーのBMP画像を3種類用意した。これは、色もグラデーションも多い花の写真・イラスト画像・そしてこの2つの中間の画像として3DCGソフトで書き出した一部金属の光沢を含む画像。これらをPhotoshopからJPEG形式とGIF形式に保存する。JPEG形式では、自分の目でこれ以上は画質を落とせないところまで圧縮して保存。GIF形式では色数を落とせるところまで落として保存。つまり、Webで使うための加工をして保存する。
そして、それぞれのJPEG形式とGIF形式のファイルの容量の違いを比較させる。ひとつの画像で説明してJPEGとGIFで書き出させると、後の2つは熱心に取り組む。明らかにイラスト形式はGIFの方が軽く、写真形式はJPEGの方が軽くなる。文章で説明しても分からないので、一昨年から使っているシート(PDF48KB)を紹介する。
動画では、AfterEffectsで簡単なテキストアニメーションを作り、無圧縮のAVI形式と高圧縮のWMV形式で保存して、画質とファイルサイズを比較した。実際に作るのは3分かからないが、生徒に座標・スケール・不透明度のキーフレーム操作を教えると40分かかってしまう。
参考までに、SWF形式で保存したものを示すが、色相の変化のエフェクトが無効になってしまった。実物は320×240で15fps。
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