コンピュータ技術:初日
本日から6日間、短期集中講座「コンピュータ技術」が始まった。
1・2年次から受講生18名。毎日6時間の授業を行い、全商情報処理検定の3級およびプログラミング部門2級の内容を学ぶ。実際に2級に合格する生徒もいる。今年は9月のプログラミング部門2級の申込をしている生徒が多いので結果が楽しみだ。
この科目は、他の情報科学系列の科目のガイダンス的機能を持っている。この授業の中で、応用科目のエッセンスを紹介していく。その為、単元ごとにスペシャリストの教員が指導する。1年次で情報Bを選択している生徒の受講が多いので、来年度以降の履修計画に大きく影響する。
使用テキストは実教出版の
・Excelで学ぶ全商情報処理検定テキスト 2・3級 -ビジネス情報部門-
・学習と検定 情報処理問題集 Visual Basic 全商2級
・全商情報処理検定模擬試験問題集 Visual Basic 2級
主担当が2人いて、表計算とプログラミングの授業、外部施設への引率、評価を行う。私は情報科学系列のまとめとして、オブザーバー的に全体をコントロールする。そして、いくつかの単元の指導を受け持つ。
今日は、ハードウェアの単元を担当した。教えることが多いので、PCの分解組立に時間をかけられない。Pentium2の古PCからCPUとメモリを脱着する実習。まず中央モニターに映し出して、作業しながら説明する。その後、4つの班に分かれて実習。付いた教員が他の部品の説明をするので、どの班も興味深く実習していた。
ハードディスクを分解したもので動作原理や情報の量を説明する。さらに他の部品の説明を加える。活用するサイトは情報機器と情報社会のしくみ素材集。良い点は画像の2次利用が認められていること。古い図には説明を書き足して使うこともできる。(SCSIインタフェースをUSBになど) 情報量の単位と2進数の説明にも、活用した。
残り15分で、模擬試験問題集のハードウェア関係の問題を解きながら理解を深め、知識を定着させた。
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