ICTE情報教育セミナーみなとみらい
テーマは「情報科の新たな展開 -JavaScript・DTPミニ実習 から 大学入試まで-」
梅雨入りはどうなったのか、連日の好天気。このモニュメントの後方のビル、クイーンズタワーA の14階、神奈川大学の施設にて。著名な講師陣の中、私も1コマの講師をさせていただいた。環境も良く、満席の状態。充実したセミナーであった。
(1)JavaScriptプログラミングミニ演習
講師は農工大の辰己准教授。ご自身で書かれた「IT・Literacy JavaScript編」を用いて、高校生がつまずきそうなポイントを抑えて実習を行った。参加された高校教員にプログラミング教育への敷居を下げていただいた。
私個人も、プログラミング教育の入門はJavaScriptが適切だと考えている。
(2)Officeでできるベクトル描画・画像の圧縮形式
私が担当させていただきました。「DTP入門」「DTP基礎」で使っているPowerpointの教材で実習。まずはハートを描く練習。最初は上手くかけませんが、2個・3個と描くうちにコツをつかみます。次に複数のパーツからイラストを作る練習として車を描く。一つ作ると、修正・加工で使いまわしが効くことを体験していただく。
最初に描いたハートを、いくつかの画像形式で保存。PPT上に再配置して、画質の特徴を見ていただく。ここまでは、普通教科情報でも取り扱える内容。参加できなかった方はレジュメとハートの描き方のムービーをご覧ください。
この後は、Illustratorを使って、GIF、JPEG、PNG形式の保存についての解説。こちらは「図形と画像の処理」で扱っている内容。会場の補助をしていた神奈川大学の学生からは好評だった。
(3)パネルディスカッション:情報科入試の状況と今後の展開
神奈川大学の後藤教授と東京農工大の辰己准教授がパネリスト。慶應湘南藤沢中高の田邊先生の名コーディネートで、会場の教員との間で情報交換が展開される。東京から参加された福原さんのブログで詳しく紹介していただいたのでご覧ください。私も、辰己先生と田邊先生のおっしゃった「心に残る情報の授業・教員」を目指して頑張ります。
ところで、最近神奈川で行われる情報関係の会には、私学の先生の割合が増えている。この現象をどう考察するか・・・
#斜線部分、翌々日追記。
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コメント
菅野さく郎です。
ICTEセミナーの講師を引き受けていただき本当にありがとうございました。今後もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
私がお借りしたカメラで撮影した写真がアップされていて、なんだかうれしいです。
投稿: 菅野さく郎 | 2007年6月18日 (月) 19時02分