DTP活用:オリジナルトレース
専門教科情報「コンピュータデザイン」をDTPに特化した学校設定科目
4月からイラストレータでパスの扱いを勉強してきた。パスのアウトライン化やパスファインダを応用して、多少のトレースは効率よく行えるようになってきた。今年の受講者の意欲は過去最高である。時間に余裕ができたので、オリジナルの手描きイラストのトレースにチャレンジした。
A4の紙にイラストを描いてくることが宿題だった。準備のできた生徒から、Photoshopを立ち上げてネットワークスキャナーに接続。高機能のモードで、8bitグレー、200dpi、範囲を指定して撮り込む。線画なので、コントラストを上げ、明るさを調整してからPhotoshop形式で保存する。イラストレータに実物大で配置することができる。
少し難しい解像度の話もしたが、意欲的によく聞いてくれた。制作に入ると休み時間返上で集中している。特に、萌えキャラにチャレンジした生徒は居残り覚悟である。
どこかで見たことのあるキャラクタもあるが、生徒は「個人的に楽しむ範囲」と宣言する。作品は常に公開を前提にと伝えてあるが、今回に限り、それらしきは公開しないこととする。
簡単なデザインの生徒は時間内に完成し、Web形式に出力したデータと合わせて提出。自分が描いた絵に愛着感があるのだろう、画面を携帯で撮影していた。
最後に中間テストの予告をした。このブログのタイトル部分のシルエット画像。この原画のトレースを実技テストとして行う。
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