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2007年5月10日 (木)

日本電子専門学校に生徒を引率

放課後、日本電子専門学校に3年次生5名を引率する

15時30分の授業終了時に待ち合わせて、湘南新宿ライン経由で日本電子専門学校に向かう。本校の「DTP活用」の講師であるグラフィックデザイン科の藤井先生が大久保駅の改札まで出迎えてくださった。

総合学科では3年次に課題研究を行う。本校では、総合的な学習の時間2単位分で対応し、「探求」という科目名で実施している。私は情報科学系列の生徒を担当している。生徒たちは2年次の最後にはテーマと研究方法を考えているが、いよいよ研究となると、調査・仮説と検証・制作・実験・見学などの企画とスケジューリングで戸惑う。そこで、上級学校の専門の先生より、研究を進める上でのヒントやアドバイスをいただくために引率する。

生徒はヒントやアドバイスを聞きだすために、自分の研究したいことを説明する。
実はこの中に、2つの狙いを持っている。
・説明を考えるために自分の頭の中を整理し、下調べをする。
・鍛えてきたコミュニケーション能力を実践し、今後の研究活動に自信をつける。
さらに、得られたヒントやアドバイスから質の高い研究ができれば、なお良い。
(進路実現のため、信頼できる教員がいるかを見極めるというのは別の次元とする)

5名の生徒の研究テーマを事前に知らせてあるので、対応できる教員を配置していただいた。
17時より20分ほど、ビデオ等による学校紹介。その後18時30分までを個別対応とする。

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WebのCMを研究している生徒、アニメ・CGに興味をもつ生徒など、日本電子のスタッフとの1時間の話の中から何を得たのか。明日の「探求」の授業で確認をするのが楽しみである。
18時30分、生徒と共に対応して下さった日本電子のスタッフにお礼をして現地解散。

4月25日のデジタルハリウッド大学への引率を含めたこの企画。これは私自身の「探求をどう指導・サポートするか?」という問題の一つの解決策である。試行を繰り返しながら検証し、より効果が高い方法を確立していきたい。
来週は、神奈川の情報科学専門学校と横浜デジタルアーツ専門学校に引率する。

絡めて、最近思うことがある。
全・定一体の単位制普通科高校の前任校から現在の総合学科高校にかけて、新タイプ校に勤務していると、企画・実行力が身についてきたことが分かる。逆にいうと、何も工夫する必要のない学校では、企画力も実行力も育たなかったということである。
総合学科の教育は、これと同じ体験を高校生にさせることなのだ、と思う。教科情報だけでもそのミニ体験はできるが、「産業社会と人間」という基盤があり、全ての教科をまきこんだ教育活動によって実現する。この価値は、生徒は在学中からすでに実感しているだろう。

例えば、生徒の進路結果にも表れている。進路担当の説明では、今年初の総合学科の卒業生は偏差値で入れる学校を選ぶのではなく、自分のやりたい事を実現する進路を選択したという。近年、推薦で入れればどこでもよいという風潮だったが、この安易な方向に流れないで、希望する学校の一般受験を選ぶ傾向も分かった。もちろん、学校というのは、大学に限ったものではない。

■夏の日本電子の教員対象研修会
終了後、日本電子の副校長をはじめとする主要スタッフと、例年夏に行っている研修会の内容についてアイディアを出し合った。情報教育をリードする教員向けの研修を想定しているので、話をしていて楽しかった。今年は、7月31日からの週の月・火と木・金の2日間×2回だそうだ。ちょうど短期集中講座の挟間の週なので、ぜひ参加したい。講座が決定したら、各校に案内を郵送するということである。

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