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2007年4月 2日 (月)

転任者へのオリエンテーション

転任者6名と新採用1名が仲間に加わる

午前、午後と写真撮影などを挿みながら、各分掌からのオリエンテーションが続く。始業日よりいきなり忙しくなるため、辞令交付の日にまとめて説明する。

私が所属する「総合学科推進部」は一番最後の1時間を与えられた。総合学科高校としてどのようなことをしているのか、とても1時間では理解できないが、とっかかりになれば幸いである。

まず本校の柱となる4つの特色科目の配置を板書で説明。
■産業社会と人間(1年次2単位)
■コミュニケーション(2年次2単位)
■視点(総合的な学習/2年次1単位)
■探求(総合的な学習/3年次2単位)

次に、3月末に校内で行われた特色科目発表会のビデオクリップから、特徴的な単元を示すものを上映。様々な発表から、生徒の生の声や表情を感じ取っていただく。もちろん、これらの発表は代表的なもので、これが全てではないことも伝える。夏休み中のインターンシップ/ボランティア活動/短期集中講座の様子は、校内Webサイトの画像を用いて紹介。午前中から説明続きなので、一貫してビジュアルによる説明を心がけた。最後の15分ほど、フリートーキング形式で情報交換の時間を取った。

上記の科目の年間スケジュールや、その活動報告を兼ねた校内新聞を資料として渡して終了。職員室に戻られてその新聞を読まれている方が多く、前向きな姿に心強く感じた。

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コメント

「総合学科であることが難しいのだ」と言われた先達がいます。
たしかに総合学科立ち上げ時の苦労は筆舌尽くしがたいものがあったはずですが、「総合学科になる」ことの苦労は理想を高く掲げて、その理想にかなう実務を整え、つまりは4次報告に忠実に学校つくりをすればいつかは報われると私は確信しています。

「総合学科である」ことはもっと継続的、先の見えない、苦労や困難です。世間から教員が批判されるのは、その保守性に対してでもあると私は常々感じています。総合学科のようなある種のポスト構造主義的な学校は、その存在だけで怨嗟を生んでしまうことが多々あります。

「総合学科によってより狭義の学力の高い生徒を集めようとすれば4次報告の意義そのものが失われる」といった先達もいました。一律的な輪切りをやめ、個性的な縦長構造(=多様な他者が存在する)を作るうえで総合学科は今でも大きな存在価値があると私は考えます。

高校の先生方はまだまだ、近代主義の考え、つまり輪切りの発想、に慣れていてまた慣らされています。近代の終焉とともに、教員の意識も変わらなければいけない、古い例を引用するとトフラーの言う「ずれ」を克服するような、自立と自律が教員にも求められていると考えます。


「総合学科である」ことがよい形で継続し発展することをお祈り申し上げます。

投稿: HIRON | 2007年4月 3日 (火) 21時52分

HIRON様、コメント有難うございます。
総合学科に「これ」という形はないですね。
従来の教育の閉塞感を脱するためのパイロットとして、その地域の環境や施設を活かした学習活動を展開し、生きる力を育むことを託された学科なのでしょう。ただし、手法はその学校に任されているのが実態です。
良い結果が出れば、その手法は普通科高校にも広まっていくのでしょうが、本校もやっと総合学科の卒業生を送り出したところ。彼らが今後どのような活躍をしていくのかが楽しみです。

投稿: VX | 2007年4月 4日 (水) 02時28分

初めまして,私立大学の情報系学科に勤務する松井泰子と申します.

内藤先生から,「五十嵐先生が情報の授業で大学生のTAを募集していらっしゃる」と伺い,私の学科の学生もお願い出来ないかと思い,コメントを書かせて頂きました.

#本来ならメールを差し上げるべきですが,メールアドレスが分から
#なかったので,コメントで失礼します.

学生の都合と合うかどうか分かりませんが,宜しければTA募集に関する情報を頂けないでしょうか.間に合えば,新学期のガイダンス時に紹介し,また掲示も出そうと思います.

どうぞ宜しくお願いいたします.

松井泰子

投稿: 松井泰子 | 2007年4月 5日 (木) 12時06分

松井様
県内で情報の教職課程をお持ちの大学ですね。今月中には夏休みのインターンシップの募集について案内させていただく予定です。よろしくお願いいたします。

私の取り組みは、大学の教職課程と連携して次世代の情報科教員を育てることです。このブログもその目的を達成するために書いています。
例えば2月15日・2月26日の見学会もそのために開いています。

また、一つの科目を通して高校生がどのように成長していくかを見てもらうために、夏休みの短期集中講座へのインターンシップを試行しています。今年度は県内の大学を中心に、本気で教職を目指す学生を募集する予定です。我々も夏休み中なので日常の雑多な業務から解放され、その目的に集中できるのです。短期集中講座での事例報告は、2月27日のブログにもリンクを貼りましたが、実教出版社の情報誌に報告を載せています。

日常のTAについては想定していませんでしたが、本当に教職を目指す学生でその科目の授業に都合が合う学生がいるようでしたら検討させていただきます。

投稿: VX(五十嵐) | 2007年4月 6日 (金) 01時32分

五十嵐先生:

丁寧なお返事をありがとうございました.
夏休みのインターンシップのご案内をお待ちしております.

今後とも宜しくお願い致します.

松井泰子

投稿: 松井泰子 | 2007年4月 8日 (日) 09時33分

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