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2007年3月22日 (木)

特色科目発表会

昨日の紹介の通り、午前中は1年次、午後は2年次のための発表会。

午前中は総合学科の必履修科目「産業社会と人間」に関する内容なので、今後総合学科に改編する高校の教員も招待した。
まず、産人を振り返って6グループと個人2名の発表があった。ほとんどがスライドを使わないまたは多用しない発表である。

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これは「事業所見学」で学んだことを、テレビの天気予報にもじって発表するグループ。左の写真のように、発表者をアップして撮影したものをサイドスクリーンに、発表題目を一番脇に投影しておく。これによって、発表者が伝えたいことが伝わるようにサポートする。このビデオ撮影やPC操作は生徒が行う。

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これは「事業所見学」の単元を、模擬授業の寸劇で紹介するグループ。椅子に座りながらの劇もサイドスクリーンで見ることができる。
右端でカメラを構えるのは、3名いる写真専門家の教員の一人。本校の広報や教材作成のために活躍している。

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「履修計画」の単元で、どのように科目選択していくかをボケと突っ込みで紹介する2人。試行錯誤を繰り返しながら理想の時間割ができたようである。

休憩後、2年次生の代表が「コミュニケーション」と「視点」という次年度の特色科目を紹介する。

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「インタビュー実習」では途中でいやになったこともあるが、最終的には充実感と満足感を得られたことを語る2年次生。この他に、3年次の「探求」へ向けての計画を発表する生徒などがおり、1年次に対して卒業までに総合学科として学んでいく道筋を示した。

右の写真は、司会の生徒の脇で「おわりの言葉」を語る産人主担当のK教諭。

K教諭は、3年前に赴任したころは、「さんじん?」「サンジン?」だったのが、生徒と一緒にがむしゃらにやってきたこの1年を終えて「産人」がやっと分かってきたことを述べていた。生徒にとっても教員にとっても、将来の糧になる体験であることは間違いない。この一年間、休日を返上してこの大役を成し遂げた苦労は計り知れない、ご苦労さまでした。
来賓から講評をいただいている時、K教諭の目がうるうるしていたのを私は知っている。

午後の発表時は、午前中のビデオの編集と校内新聞作成の作業にあてた。今日の午後のビデオ編集は明日以降になる。


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コメント

子どもたちが総合学科というシステムを利用しながら、素敵な他者と出会い成長していく、というのが総合学科設置の一番大切な理念や思いであろうかと思います。
発表会はその意味では成功だったようですね。これも総合学科は何たるかを理解したうえで思いと願いを持った教員集団が指導に当たった成果なんでしょうね。

ただ産人は答のない(出ない、ありすぎる)科目です。ただ「良かった」だけではなく、「産人をやっていまは良かったかどうかわからない」、「産人はつまらなかった・役に立たなかった」というリアリティを持っている子ども達を、どうこれから育てていくのか、真価が問われるだろうと思います。その意味で、2年次からの総合選択科目の中でどう子ども達を育てるのか、について先生方の共通理解はどの程度なされているのでしょうか?

K先生の言葉、私にとっても感動的です。
総合学科の先達の言葉に「産人をやって初めて総合学科の教員になる」、「総合学科を創るには3年かかる。なぜなら産人をほとんどすべての教員が経験するには3年かかるからだ。」、があります。
この発表会で問われているのは、高校教育改革、とりわけその中の目玉であった総合学科の創設、を教員がどう感じ捉え行動するかにあると、私は考えています。
4次報告が出て13年、神奈川県で最初の総合学科ができて11年が経ちました。多くの教員はこの事実を厳粛に捉え、いま自分が何をすべきかをもっと真摯に考えてほしいとも思っています。

投稿: HIRON | 2007年3月25日 (日) 17時41分

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