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2007年3月12日 (月)

科目を終えて(2)

本日、情報Aの2クラスの授業を終える。

最後の授業の内容は3つ。
 (1)来年度以降のPCやプリンターの使用方法を説明。
 (2)試験の返却
 (3)試験前に提出したWebサイトの相互閲覧
校内イントラサイトだが、授業時間終了まで互いのWebページを真剣に見ていた。タグ打ちの制作に同じ苦労をしているので、見た目だけでなく工夫をしているところにも気づく。情報Aと情報Bの生徒の作品を統合して、彼らが卒業するまで公開する。Web上にアップすることの責任感とマナーを実感してもらうためだ。

Webpage図は一人ひとりのサイトマップ。生徒に配布するプリントに吹き出しでコメントをつけているのは、TTのサブの先生に渡す資料だから。生徒はダミーのクラストップページつきの4桁番号のフォルダ内で作業をし、この4桁番号フォルダを提出するとクラスのトップページと繋がる。そのままWebサーバに移動して閲覧が可能になる。

Jyohohtml個人のトップページからリンクする「情報A作品集」の入口ページ。ここから1年間で制作した作品(をWebページとして保存したもの)へのリンクが貼られる。日常的に作品は全て公開することを前提として作っている。
「ブラウザの戻るボタンで戻ってください」は、それぞれの作品がWordやExcelから書き出したものなので、戻りリンクの設定を省略しているため。

Room_pcc Room_pca Presen02_1 Presen01

40台のPC教室2部屋のうち、左のCRTの教室が今月更新される。2番目の写真は、コマンドプロンプトでネットワーク通信とディレクトリ操作の実習を行っている場面。右2つは多目的ルームを2分割してクラス半分の仲間の前でプレゼンをする場面。

特に情報Aでは「産業社会と人間」(以下「産人」)という総合学科必履修科目と連携している。授業の概要を順を追って紹介する。

自己紹介
自己紹介集のサイトをつくる。HTMLのPREタグ内に自己紹介文を記述。ペイントでバナーを作り、GIFで保存。
ネットワークを知る
校内のネットワーク、サーバ群、教育委員会ネットワーク、アクセスログの説明
宿泊研修の下調べ
「三浦ふれあいの村」と荒崎海岸をGoogleEarthで観る。地形や交通手段などをインターネットで下調べ。
表計算ソフトの機能
表形式のデータ整理。グラフ作成機能。データベース的機能。
社会人講話の報告書作成
「産人」ではグループ毎に模造紙で発表する。「情報A」では、Excelをワープロ代わりにし、写真画像とグラフを配置してA4のレポートを作成。Web形式でも保存し、相互閲覧により情報を共有する。
ピクトグラム
シャノンのコミュニケーションモデルを説明し、PowerPointでピクトグラムを描く。HTMLに配置させて提出し、相互評価する。
盲学校とピクトグラム
盲学校内で使われていたピクトグラムを使って、弱視の方に情報を伝える方法・ユニバーサルデザインを考えさせた。「ピクトグラムから学んだこと」というレポートをWordで作成。Web形式のデータを相互閲覧。
情報を表す方法
2進数、16進数と色のRGB表現。ビットと情報で使う単位。データの容量。
事業所見学のプレゼン
「産人」で少人数に分かれて事業所見学を行う。その下調べとしおり作り、事後のプレゼンを行う。「産人」ではグループ発表、情報A/Bでは上の写真のように個人発表。ビデオ撮影から個人の発表ムービーを作成して配布。授業進行の詳細は11月15日の記事で。
情報モラル
Webページ作成の前に著作権やネットワークで注意することを学習する。今年は「情報倫理デジタルビデオ小品集2」を利用した。詳しくは11月22日の記事で。
情報通信ネットワーク
インターネットでの情報のやり取り。ネットワークの負荷。ネットワーク用のコマンド。CUIとGUIの違い。
HTMLの基本
基本構造、ハイパーリンク、画像の配置、リスト、テーブル。Web用の画像形式。
Webページ作成
フリーソフトのエディタでタグを打つ。全員の共通部分を一緒に作りながら、一連の操作を覚え、後半の自由部分の制作に繋げる。全員のサイトを統合して3年間公開する。
部活紹介サイト
各部活の1年次生が新入生募集のWebページを作る。統合してイントラで公開。
年間を通じて、「産業社会と人間」のサポートをしながら、活きた授業素材をいただいている。この密接な連携によって、生徒は情報機器の扱いや情報収集から情報発信までの技術を身につける。そして、以後の学習活動に役立てていく。

以上のカリキュラムは3年をかけて改善してきた。来年度は「産人」の年間スケジュールを大幅に変更するので、それに合わせて年間カリキュラムを編成しなおすことになる。

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