副教材原稿提出
ひとつ肩の荷が下りた
平成20年度開校の新タイプの通信制高校の準備のお手伝いをさせていただいている。内容は情報のある学校設定科目のカリキュラムと教材作りだが、学校設定科目なので教科書もないし、適当な副教材がない。内容としては唯一該当する本はあるが、少し高くて通信制の授業には不向きと判断した。E-Learningでも教えられることを前提にするからでもある。
「いっそのこと副教材を作成するしかない」と出版社に相談したところ、ちょうどVista/Office2007版に改訂する副教材があるから、新しい章として盛り込んではということになった。この原稿を作成していたのだが、教えたいことを指定のページ数に収めるために、四苦八苦だった。画面のキャプチャなどを入れていくと、ラフスケッチどおりに行かないものだ。また、普段、授業で生徒と面と向かって指導することがどれだけ楽なことかと思った。
ページ数を切り詰めながらようやく完成が見えたとき、1ページの増加が許可された。かと言って、すでにキャプチャ画像を貼りこんでいるので、それぞれのページのレイアウトがフィックスしている。そこで、このブログのサイドバーにある「ベクトル画像の手ほどき」の内容を盛り込むことにした。小ぶりのキャプチャ画像20枚を並べて、解説をつけるとなんとか1ページに収まった。
画像には全て節ごとに連番の名前をつけ、原稿とともに圧縮してメールで入稿した。今月中に初校を行って3月末に刊本の予定。・・・原稿もじっくり寝かせて見なおす余裕もなかったから、きっと校正時には真っ赤になるだろうなぁ。
とりあえず、「ひとつ」肩の荷が下りた。
さて、本来の業務はこれからだ。担当のカリキュラムと教材作りは今から始めるに等しい。既成の科目を担当される方々から大きく出遅れているだろう。(そうでもなさそうな気もするが・・・) 近く、担当の方数名と合う機会があるので様子を聞いてみよう。
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