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2007年2月24日 (土)

デジハリ:教員向け技術支援講座をスタート

正式には「高校教員向けIT教育指導の技術支援講座」として2月16日にプレスリリースされた。Yansenmu氏のブログでも紹介されている。

対象の講座は、2007年2月~4月に東京(御茶ノ水)・秋葉原・渋谷・池袋・横浜・大阪・京都・神戸・札幌・福岡のデジハリ各校で開講する講座で
総合Proコース(3~6ヶ月):Webデザイナー専攻、Webディレクター専攻、Webプロデュース専攻、DTPアートディレクター専攻、など
Proコース(3ヶ月間):Web、DTPなど
コンプリートプログラム(1~6ヶ月):PHPプログラミング、イメージビジュアルデザイン、Webマーケティング、編集力養成、Ajax、など

高校教員支援特別提供価格として
総合Proコース:¥52,500+教材費¥31,500~
Proコース、コンプリートプログラム:¥26,250+教材費¥5,250~
が提示されているが、詳しくはプレスリリースのページおよび問い合わせで。

破格の値段で最新のスキルを身につけることができるチャンスである。実は明日から横浜校で開講する「XHTML+CSS講座」を受講する。2時間×12回の授業を、在校生割引で126,00円だったが、このキャンペーンの対象になるので返金を受けることになった。

個人的にも非常に嬉しいし、スキル向上の意識がある教員にとっても朗報であろう。特に公立の教員は失業保険に加入していないので、教育訓練給付金(40%/最大20万円)を受けられない。実際、転職を考えて受講する方が多いので、受講生の多くがこの給付金制度を利用している。今回の企画では、それ以上の割引になりそうだ。

しかし、キャンペーン期間(2月~4月)は告知から認知/検討/受講手続きまでの期間としては短い。さらに、複数の講座を計画的に学んで行くためにはキャンペーン期間の延長が必要である。高校の情報教育のためにも、長期的に考えれば日本の情報教育のためにも役に立つ企画なので、デジハリ経営企画室にキャンペーン期間の見直しを依頼している。デジハリにとってもメリットがある企画だろう。幸い、学内で取り上げていただき、杉山学長も私のブログを見た上で検討して下さっているそうだ。

横浜校の担当者とは、事業の拡大について相談にのっていただいている。例えば、教員のスキルアップのために情報部会の研究会を開催することも可能だそうだ。会場と講師を提供していただければ、Photoshopを使った画像処理や、動画編集など現場ですぐに使えることを恵まれた環境で研修することができる。

直接、生徒に接してもらう連携も可能であろう。一昨年の夏の短期集中講座「DTP基礎」では、夕方4時~7時、Illustratorを生徒に指導していただいたこともある。その他に、職業としてのコンピュータスキルを講釈してもらうことなどもできそうだ。

さらに具体的な事例もある。神奈川のある高校の教員も都内の体験授業に頻繁に参加していたと聞く。その学校では、デジハリのWebデザイナー専攻の受講生のインターンシップ活動として学校のサイトを運営していただいた時期もある。また、昨年度はデジハリから情報系の科目の非常勤講師や校内講演の講師を派遣していただいている。

デジハリとの交渉の結果は改めて報告したい。

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