デジハリ070217
DTPアートディレクター専攻 後期講義(1)
この専攻では、前期の実習スケジュールが終了。前期の講義スケジュールがあと2回残っている。この残り2回とは、中間課題の中間状況チェックと3月10日の中間課題発表会である。中間課題は、ペットボトルや缶の飲料水のラベルを作り、合わせてその広告のサイトを作るというもの。受講者一同、悩んでいる。私だけではなかった。
さて、そんな中で後期の講義スケジュールは進行する。通常、土曜の16時から2時間の予定。本日はその第1回で、「目指せ!アートディレクター!」と題する。講師の森岡寛貴氏から制作物の紹介を兼ねて、制作物の制作過程やエピソードのお話。そして、「デザイン」の意味について、次のように説明された。
●目的とデザイン・コミュニケーションの重要性
まず、目的や課題をしっかりと見つめ、それらを実現するために、創造・構想しさまざまな要素の関係を調整していくことがデザインである。そのデザインという行為で、視覚を通した情報のやり取り(コミュニケーション)を行おうとしているのです。
コミュニケーションには、必ず自分以外の他者が存在します。デザイナーは、常に客観性を意識し、情報を発信する側と受けて側の価値観を行き来しつつデザインワークに取り組むことが大切です。他者とのコミュニケーションを成立させるために、自分の感性、創造力と構想力をどのように働かせるのかを、いつも意識しておかなければなりません。
最後に、雑誌からいくつかのページを取り上げて、フォントの選択や配色についての解説。
宿題が出た。
自分がデザイン的にすぐれていると思う印刷物を持ってくる。そして、なぜこれが優れているか説明する。パンフでも雑誌でもパッケージでも何でもよい。次回の講義授業は、3月3日。
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