« 大学入試での教科「情報」採用と実施について | トップページ | 副教材編修会議(4) »

2007年1月27日 (土)

CG/映像プロデュース・マネジメント講座

デジハリ東京本校にて、標記の無料講座に参加

市ヶ谷からお茶の水に移動。19:00から2時間の講座。
何度も書いているが、こういう研修は視野を広げる為に本当に役に立つ。

講師はテレビ朝日CG担当部長の酒井陽寿氏。50名ほどの参加者、ほとんどがデジハリ生だろう。巨大スクリーンでの迫力ある映像を交えて、テレビ番組とCGについて分かりやすく説明していただいた。概要を記す。

■CGの変遷と日本テレビ界
時系列を追ってのトピックス紹介。代表的な映画をあげることでその時代のCG技術がわかる。酒井氏も一員として手掛けた技術の中で、2001年に水泳競技中継を商用番組に耐えるものにしたことが挙げられた。イアンソープの頃だ。「コース別に水面に国旗が映り、泳ぐ競技者とともに世界記録時の位置がラインで移動していく。」というもの。

■テレビでのCGの活用・用途
コンピュータと連動することでリアルタイムのテロップを流すことができる。代表として選挙速報番組。各党首の2頭身人形が画面に並び、当選者が出る度に人形がお辞儀をする。このCGを放映したときの視聴率はかなりのものだったという。その後、各テレビ局がしのぎを削っている。この7月の選挙に向かって、すでに打ち合わせが始まっているという。
アタックNO1やアストロ球団のように、実写+CGの番組。アタックNO1では、ボールなしでシャドウプレイの撮影を行って後でボールを合成している。アストロ球団も同じ、摩球に空振りする場面など、見ていて楽しかった。
今では、合成はありふれたものだ、細かい技術の進歩はコンピュータとソフトの進歩。
酒井氏が「動く絵葉書」と名付けている、ボード状のCGで手で持つことができるという技術。これは、061121のMaking of DEATH NOTEの記事にも書いたが、トラッキングという技術。実際には、ブルーバックにブルーの台があり、そこにブルーの板が立ててある。この板にマーキングがあって、アナウンサーはこの板を持って動かす。このマーキングの動きに追随してCGが貼りこまれるというもの。このトラッキング技術はFlameやAfterEffectなどのソフトで実現するが、テレビで生放送するためには相当な準備が必要だろう。

■番組制作のスケジュール
例えば19時からのニュース番組では、昼12時に集合し放映内容を決定。CG班は17時までに素材を納品するという。その他、サッカー中継に際してのスケジュールなどを伺った。

■その他の項目
テレビ局のCG人材と資質/テレビ局のCGの可能性/テレビ朝日のミッション

当然、テレビ朝日からは人材確保/デジハリからは受講生のモチベーションの高揚/受講生からは自分の未来さがし、これらが絡み合って成り立つ企画。私のような外部からの参加者は・・・受講の意欲を高められる。

実は来年度の課題研究でCGやVFXに興味を持っている生徒がおり、彼を支援するためにも予備知識を固めておく必要がある。
にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ

|

« 大学入試での教科「情報」採用と実施について | トップページ | 副教材編修会議(4) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/178689/5114252

この記事へのトラックバック一覧です: CG/映像プロデュース・マネジメント講座:

« 大学入試での教科「情報」採用と実施について | トップページ | 副教材編修会議(4) »