情報デザインの研修会
午前中、本校にて標記の研修会が開催された
講師に東京工科大学メディア学部の若林尚樹教授を招く。昨年11月の「情報デザイン教育の高大教育連携プロジェクト」に同席した際に、神奈川の情報科教員との接点を持ちたいという意向を伺っていた。今後の教育内容として情報デザインには特に関心を持っていたので、私からもお願いした次第である。本日は教材開発委員会が1日設定されていたが、この午前の部をいただいてそれが実現した。
参加人数は若林先生を含めて19名。内訳は神奈川の教員9名、東京都の教員4名、情報の教員を目指す大学院生2名。この分野のカリキュラムと検定を担い、若林先生が監修のWebデザインを出版するCG-ARTS協会の方が3名。CG-ARTSからは「Webデザイン」「入門Webデザイン」とそれぞれに対応する検定試験2級・3級の問題を献本していただいた。
まず、若林先生から大学における「情報デザイン」の授業実践について、カリキュラム編成と絡めて説明をいただいた。授業にはテキストを使わず、全てWEBでの資料を用意するという。大変分かりやすい説明であり、「説明」も「情報デザイン」であると実感した。内容は11月18日の記事と重複するが、さらに「デザインの能力のうち、論理的な部分が7割、天性のセンスが3割。教員は、その論理的な部分を指導する。」という説明があった。これは共感した。絵のセンスがない私がDTPの授業で情報デザインを教えている立場そのものを表しているからだ。
元が数学や理科が多い情報科の教員は、デザインを教えるというと構えてしまう。この一歩を踏み出せない方々に、かつてそうであった私からも伝えたい。
デザインには正解が無いが、セオリーはある。このセオリーを説明することと、全生徒の作品を並べて講評を加えることで、生徒の能力は自然と高まっていく。セオリーは多くの書籍から学ぶことができる。また、講評も最初はハッタリでよい、自身を持って言い切ることが大切。講評は繰り返すうちにだんだん説得力のあるものになってくる。
休憩の後、CG-ARTS協会からテキストと検定のカリキュラムの説明をいただく。
さらに、高浜高校のM先生、都立新宿山吹高校のT先生の授業実践の紹介。実践の内容は濃く、FlashやIllustratorを活用していた。一通り参加者全員から今後の展望や、実践事例の紹介が行われ、若林先生より講評をいただいた。
私としては、大学・高校・出版社の相互で有意義な情報交換の場になったと思う。もちろん、教員を目指す学生にとっては、未知の分野として勉強になったはずである。次の機会には具体的なテーマをあげて、さらに深い情報交換を進めたい。
| 固定リンク
« 仕事初め | トップページ | デジハリ070106 »
この記事へのコメントは終了しました。


コメント
参加したかったのですが家族との約束があっていけませんでした。参加した先生方による伝達講習?を楽しみにしています。
投稿: Nと〜 | 2007年1月 7日 (日) 21時34分