メタセコイア
モデリングの授業では「メタセコイア」を使うことに
科目「図形と画像の処理」では、モーフィングや錯視/色彩の基礎/画像処理を前期前半に行い、前期後半で3DCGとしてレンダリングソフト「POVRay」、後期前半ではアニメーションとして2Dで「Flash」と「ImageReady」、3Dで「DoGA」を使って授業を組み立ててきた。一応の知識は押さえ、11月の末にCGエンジニア検定3級を3名の生徒が受験したが、合格への手応えを感じている。冬休み中に結果が出る。
いよいよこの科目の総まとめの時期となってきた。3Dのモデリングの単元を最後に持ってきたが、ソフトは何を使うかずっと悩んでいた。有料のShade6.5はインストールしてあるが、どうも操作中のフリーズが多い。MayaのPLE版は個人ユースならOKだが授業で使う訳にはいかない。結局、動作が軽く、操作性が良い「Metasequoia LE」を使うことにした。
3月までの期間で、メタセコイアで物体をモデリングし、POVRayで使ってもよし、DoGAで使ってもよし、とにかく作品を作り込ませることでこの科目を総括することになる。冬休みに入るまでにメタセコイアの基本操作をマスターさせて、新年からの作品制作の計画を宿題にする。
後期中間試験後3回の授業を行ってきている。最初の1時間でサンプルの作品を閲覧しながら、点/線/面の表示、選択と移動/拡大/回転や、上面図/前面図/右面図/Parseの切り替えの操作を理解。2時間目は、ヘルプのチュートリアルにある「手」を直方体の押し出しから作ってみた。3回目の今日は、基本図形の円柱と円錐から、赤鉛筆を作成、それを複製して青鉛筆も作成し、それぞれのオブジェクト名をredpencilとbluepencilとして保存。さらにPOVRay形式で「incに分離して」保存し、POVRayでredpencilとbluepencilを移動/回転してレンダリングした。すでに、専門学校や大学の体験学習で3DCGを使った生徒がおり、作業をリードしてくれる。
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