Javaの学習環境(3)
YカメラとK國屋書店でJava関係の書籍を調べた
店頭ではWeb2.0やAjaxに関連する冊子が華やかだが、両店ともJavaコーナーのスペースは確保されていた。
書籍を分類すると、基本プログラミング/サーバ関係のプログラミング/ゲーム関係のプログラミング、という分け方、ソースをエディタで記述してDOSでコンパイル/Eclipseを活用した開発、という分け方ができる。
どの分類にしても、ここ1年間の新刊が非常に多いのは、社会的なニーズがあるからだ。Eclipseを使ったWebサーバでのシステム構築をターゲットにしたものは確かに目立っている。しかし、昔ながらのプログラミングを教える書籍も新刊で出ている。前者のタイプが活用部門とすれば、後者のタイプは基礎修行部門とでも言えるだろう。ちなみに、資格試験でもそれぞれの分野に対応したものがある。
中期的な計画でプログラミングの科目を開発しようとしている。その準備として、どのような授業が良いのか検討するのが当面の目標になる。
今日は2冊の本を購入した。いずれも初級者向けである。
カットシステム
情報演習8 ステップ30
Javaワークブック
12月26日発売
税込価格 840円
Javaの基礎を学ぶための、30ステップからなるワークブックで、おそらく工業高校や工業高等専門学校の副教材として作られたものである。現場ではどのように学生に指導しているのかというノウハウを学びたい。
秀和システム
Eclipse3ではじめるJavaプログラミング入門 Eclipse3.2対応
10月4日発売
税込価格 2,940円
Javaの基本からJSP/サーブレット/JSF/WTPまで、最新のEclipse3.2環境でJavaプログラミングのすべてを学ぶべる入門書で、環境設定に必要なものはCD-ROMに含まれている。MySQL5.0でデータベースを扱う章があったのが決め手で選んだ。本校では、どの教室にもMX2004以降のDreamweaverがあり、MySQL+PHPには大変相性がよい環境である。(活用できるかは、これからの努力によるが・・・)
この冬休みに片付ける仕事があり、自分がどこまで研究できるか分からない。この2冊を元にいろいろな方からの指南を得て、夏ごろまでに習熟しておきたいと考えている。
この記事を読まれ、Javaの指導経験をお持ちの方はぜひコメントをお願いいたします。
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