生徒が初級シスアドに合格
2年次の男子1名が2回目の挑戦で初級シスアドに合格
CGエンジニア検定の補習が終わると、その内の1名が初級シスアドの合格を告げた。思わず顔を見合わせて握手。この生徒は、情報部会が作成している「導入テスト」で93点という高得点を取った生徒である。昨年の夏休みに、短期集中講座「コンピュータ技術」で教えた際に初級シスアドの受験を勧めた。勉強方法をアドバイスしたり、横浜駅近辺の岩崎学園情報科学専門学校と東京IT会計法律専門学校横浜校で度々開催される初級シスアドセミナー/基本情報技術者セミナーにも紹介してきた。この春は僅差で落ちたので今回の合格は予想していた。おめでとう。この春の3年次男子に続いて第2号の合格者である。
来春、この生徒は基本情報技術者試験にチャレンジする。プログラミングの実践がないので、午後の言語はアセンブラを勧めた。(手ほどきをせにゃあかんぞ。)
この生徒を例に、本校の柔軟な学びのシステムの一部を紹介する。彼は、通常の授業以外にも卒業に必要な単位を次のように取得している。
- (1)短期集中講座(学校設定科目)
- 1年次は、前期木曜5・6校時+夏休み35時間の短期集中講座の「ロボット入門」で2単位。
- 夏休みで完結する、6日間36時間の短期集中講座「コンピュータ技術」で1単位。
- (2)インターンシップ(職業体験)
- 2年次の夏、NTT東日本-神奈川での4日間のインターンシップと事前/事後指導で1単位。
- (3)技能審査
- 全商ワープロ検定2級合格で2単位。
- 初級システムアドミニストレータ合格で3単位。
- CGクリエータ検定3級合格で1単位(予定)。
- (4)校外講座
- 情報科学専門学校の「基本情報技術者試験対策講座」修了で1単位。
この他にもボランティア活動による単位認定も盛んである。総合学科ゆえ、職業観を育成するためさまざまなことにチャレンジさせている。ただし、従来からの科目を取らずに、74単位ぎりぎりで卒業させようという方針ではない。
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