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2006年11月21日 (火)

Making of DEATH NOTE

夕方、デジハリ東京校(御茶ノ水)のオープンカレッジに参加した。

『After Effectsによる映画「デスノート(前・後編)」メイキングとAdobe After Effects 7.0セミナー』 という内容。デジハリの本科生と大学生が中心、150名ほどが会場狭しと聴講した。

まず、Adobeシステムズの中沢氏による、Photoshopの調整レイヤーと描画モード、スクロール機能の実演。空撮の町並みの写真に、雲がかかっているような効果、雪が降っているような効果を設定して保存。AfterEffectsでレイヤーを保持したまま開き、雲が流れ、雪がちらつく映像に仕上げるというもの。さらに、映画の中の開くドアを別のドアに差し替える技術(トラッキング)を実演。すぐ応用できるTipsで聴講生の興味を引く。もちろん、AfterEffectsの宣伝を兼ねている。(30分)

次に、デジタルフロンティア社の前川氏による、映画「DEATH NOTE」の制作技術の紹介。前川氏は同映画のVFXスーパーバイザーを務めた。デジタルフロンティア社は、CGデザイナー170名を抱える、日本最大規模のCGプロダクション。主人公の実写に、どのようなマスクを使って死神のCGを合成するか、さまざまなシーンで使われた技術を映像とAfterEffectsでの実演を使い、中沢氏とのトークショーで説明した。お台場にある東洋一のモーションキャプチャスタジオでの撮影。死神のCGをはめるためのマスク作りなど、撮影現場のシーンは参考になった。CGから実写物への影までつけていた。もちろん、デジハリ生の入社勧誘を兼ねている。(1時間10分)

6月にCGクリエイター検定のディジタル映像部門2級を受けた。その知識が現場でそのまま使われていることと、実際にPC上で行われる操作を確認することができた。ソフト会社と企業と人材育成機関が三位一体となった素晴らしいイベントであった。

終了が18時10分。アンケートを書きなぐって提出。デジハリ横浜校の授業へと急ぐ。

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