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2006年11月30日 (木)

ベクトル描画(1)

「Officeでできるベクトル描画の指導」 その1

タイトルは「Officeでもできる・・・」にするか迷った。
ドロー系ソフトの代表は、Adobe Illustratorである。Freehandも優れものだったが、MacromediaがAdobeに吸収されて、Studio8から消滅してしまった。北欧ではFreehandの方がシェアが高いそうだが、どうなっただろうか。Flashでもパスは描けるが、アンカーポイントが多すぎるし、塗りと線の関係にクセがある。FlashデザイナーもIllustratorでパスを描いてコンバートして使っているようだ。

能書きはこれくらいにして、50分授業1時間ぐらいは十分に楽しめるネタを紹介する。ヘルプにも説明が省かれている上、関連する書籍は皆無だ(と思う)。たまたま見つけた機能だが、すぐに使いこなすことができる。

説明は後日加えるとして、今日のところは図解を作成するので精一杯。フリーソフトのIlfanViewでキャプチャして、Photoshopで統合、Illustratorで説明文を加えて、Web形式(PNG)で保存した。マイフォトのベクトル描画の手ほどきに5枚の画像を投稿してあるのでご覧いただきたい。

次回は、画像の保存形式を説明する。

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2006年11月29日 (水)

ベクトル描画(0)

ベクトル画像に理解を深めるための教材を紹介する。

11月16日の情報部会の研究会にて好評だった授業で使える小技紹介「Officeできるベクトル画像の指導」について、何回かに分けて、作品例を交えてネタを紹介していく。時期折り、クリスマスカードなら2〜4時間程度の授業で作ることができる。

まずは、マイフォトの清陵の授業に一昨年の生徒作品を紹介する。これらは、私が横浜清陵総合高校に異動した年に教えた「文書デザイン」での作品である。基本的にはオートシェイプの組み合わせだが、オリジナリティを出すために、必ずフリーハンドかフリーフォームを入れるように指示した。

まずベクトル画像はビットマップ画像と違い、拡大しても縮小しても滑らかな曲線になる。これは、オブジェクトを位置と式の情報(アンカーポイントの座標と、方向線のベクトル情報)として記憶しており、画面上ではその場その場で計算して描き変えている(レンダリング)からである。例示した作品の中には、非常に細かなオブジェクトがあるが、これらは大きく作って縮小したものである。また、各オブジェクトは独立しており、上下関係の調整や移動による調整が容易である。

明日から簡単な形状の描き方を紹介する。

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2006年11月28日 (火)

デジハリ061128+ホトショVSイラレ

DTPアートディレクターコース専攻 第5回目の授業 Illustratorの基礎

本日でIllustatorの授業は終了。内容は文字ツールの扱い/フォントの基礎知識/文字のアウトライン化、そして、パスファインダ機能の説明と地図作成。吹き出しの作り方が出てきたが、これは高校の授業でも使えそうだ。四角形の頂点をスムーズにし、3つのアンカーポイントを並べて追加、中央のアンカーポイントを移動すればよい。終了後、名刺のテンプレートデータが配布された。今までの知識で名刺を作ることが宿題だ。次回からはPhotoshopという予告。

専門学校のクリエイト系の先生と知り合うと、学生はPhotoshopとIllustratorのどちらが好きですか、と訪ねる。どちらかというとPhotoshopの方が多いそうだが、先に操作した方が優勢という傾向も聞いている。私の感触では、Photoshopの方が操作が直感的で、効果がすぐに確認できるので取っつきやすいと思う。写真素材があれば、補正/加工で楽しめるし、何もなくても、ブラシや鉛筆ツールでお絵かきソフトとしても楽しめる。一方、Illustratorを極めるにはパスの操作に慣れる必要があり、多くはここで挫折してしまう。(私も過去、独学で2回挫折した) 何もない状態から創作を始めることも辛い。しかし、どちらも数式とアルゴリズムが裏で動いているのがよく分かる。この有り難みを感じながら操作して欲しいものだ。

CGでもそうだが、画像の変化に慣れてくると、その処理の理屈を理解する感覚が養われる。ここでカラクリ(アルゴリズム)を教えるという指導方法が効果的と考える。CG検定の指導からも実証済みだ。画像には色情報/座標情報/解像度/圧縮形式など多様なネタが含まれていて、ディジタルデータの宝庫である。例えば情報Bでも、この画像処理を実現するためには、コンピュータは何をしているのか? という発問からスタートしても良いだろう。

さて、明日の試験問題を2つ作成しなければならない。書きたいことはまだあるが、今日はこれにて。

どうでもよいが、私はイラレ派である。

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2006年11月27日 (月)

OSの選択

aromatic Kam さんのように自分のブログではあまり気が乗らないネタですが。

総合学科では実体験をもとに発表することが多く、そのためにいろいろな手法を学んでいく。2年次には「コミュニケーション」という必修の特色科目があり、自分で外部の方にアポを取ってインタビューに行ったりする。その授業の中に「3分間スピーチ」という体の前に机も置かない状態で、しゃべりだけでプレゼンする単元がある。1年次の情報の授業では、3分間スピーチの準備として、スライドという図解を使ったプレゼンで慣れていこうと言って引っ張る。プレゼンの単元の内容は11月15日に示したとおりである。身に付けさせたいことは、コンピュータ操作能力よりも、自己を見つめ、自己を表現する力、そして企画力と考えている。

何を言いたいかというと、情報Aのプレゼンもその他の授業でも、使うOSやソフトについては、MSなくても、MSであっても構わないということ。ただし、「MSしかない」という刷り込みはさりげなく予防線を張っている。図書室に設置の8台のPCの内、2台はMac。K先生のネットワークの授業は、CDブートのKNOPPIXで各種設定の実習。私のDTPの授業ではMacの話題が頻繁に出る。iPodの出現でMacの存在も知れてきたので、現在はこの程度でよしとしている。

前任校では、20台の自作PCの教室を作る機会があり、もう少し踏み込んでいたことを思い出した。98SE/2000/XP/RedHatLinux というクワッドブートの設定で、LinuxではOpenOfficeとGimp、ブラウジングの体験をさせたのである。(98SEを入れたのは、デフラグ画面を見せたいから)

5教室あるコンピュータ教室、3月に1教室が更新になる。入札業者が決まったらLinuxのデュアルブートを相談してみるか。

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2006年11月26日 (日)

CG検定

今日は校内でCG検定を実施。3名の生徒が受験し、その監督を行った。

証明写真を忘れた生徒がいた。即座にデジカメで写真を撮り、色調補正して、縦4センチ横3センチ/解像度300dpiに加工。光沢はがき用紙に印刷すると、一般の写真と遜色ない。便利な時代になったものだ。(校内受験でよかった・・・)

生徒が受けた区分は、CGエンジニア検定3級。「図形と画像の処理」で学んだことを深めた内容である。特に数式を扱う部分は補習で指導した。試験終了後の感想を聞くと、なんとか合格できそうな感触だ。

さて、この補習において、彼らは過去問題を解くことで抽象的な内容もすぐに理解してしまった。標本化と量子化などは、具体的な画像を使った問題を2・3題解けば分かってしまう。画像処理のかげで動いている数式やアルゴリズムもイメージがつかめたようだ。数学が嫌いな生徒であってもだ。情報という教科でも問題を解かせることは大切なことだと、あらためて感じた。

そんな意味で、早く情報の入試問題集が本屋に並ぶようになって欲しいものだ。

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2006年11月25日 (土)

公開講座「ワープロDTP」 第7回

ベクトル描画でクリスマスカードを作成。今日も学習ボランティアの生徒が大活躍。

イラストの描き方をマスターするためにクリスマスカードまたは年賀状をデザインした。作品例を数点用意し、オートシェイプで描かれているイラストを分解しながら作り方を理解する。その後、星に地色と馴染ませたグラデーションをかける練習/フリーフォームやフリーハンドによるオリジナルの形状作成の練習/フリーフォームで描いた4角形からアンカーポイントと方向線を操作してハートにする練習を行った。オートシェイプのハートと比べてなんと暖かみのある形になることか。我ながら、この教え方も熟達したものだ。受講者の後ろでサポートしてくれた学習ボランティアの生徒からも「授業で習った時より分かりやすい」と好評だった。

折りをみて、生徒が授業で描いた作品をマイフォトに投稿しておく。滑らかな曲線に注目していただきたい。

残りの2時間全てをデザインの作業にあてた。学習ボランティアの生徒も社会人の手伝いをする傍ら、自分の作品制作に余念がない。「目を休めてください」と言っても、誰ひとり休みを取らず画面に向かっている。これはまずい!! 「画面と印刷の色は変わります。途中ですが印刷してみましょう。」とゆっくり印刷作業を指導し、講評しながら手渡して画面から目を離させた。互いの作品を見せ合い、良いところを褒めあっているのはさすがに大人だ。

学習現場を知るために、受講ではなく補助としてこの講座に参加してくださっているN出版社の方。今日は都合でお休みだったので、受講者の一心不乱の作業中、話相手もなく手持ちぶさたぎみだった。学校見学の中学生や保護者が廊下を通るたび、声をかけて紹介/宣伝していた。

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生徒による学校説明会

学校説明会の特異日のようだ。県内11の総合学科も3校が重なった。京浜急行沿線は総合学科の激戦区である。本校では午前/午後の2部構成で行った。

参加希望の生徒による「生徒スタッフ」という集団。彼らは学校説明会の実行委員である。年間6回の学校説明会の司会/説明/受付/案内を行う。どうしてもという場面以外は教員は控えている。説明会後の校舎案内も彼らが行う。もちろん、準備段階では生徒スタッフと担当教員で綿密な打ち合わせがある。

説明会の1週間前からは、スライド作成/ムービー編集/リハーサルなどコンピュータ教室で作業を続けている。今回の説明会が今年度最後、慣れたもので情報の教員の補佐は不要だ。「清陵に入ったら私も学校説明会で発表したい」という希望を持っている受験生も多い。総合学科なので日常的に発表する機会が多いが、入学前から「刷り込み」がされている。本校の生徒が元気にプレゼンに取り組むのは彼らが牽引しているのかも知れない。

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2006年11月24日 (金)

デジハリ061124

DTPアートディレクターコース専攻 第4回目の授業 Illustratorの基礎

今日の2時間は、ひたすらパスの練習だった。デザインする能力はないが、パスの操作は得意である。先のトレースの課題に勝手に取り組んでいた。(もちろん、説明は全て記録している)

デジハリには昨年度もWebデザイナーコースでお世話になった。そのときはMacだったのが、Windowsマシンに入れ替わってしまった。OS9からOSXへの切り替えにIntelMacの出現で、DTPも「Mac+QuarkXPress」から「Windows+InDesign 」の時代になったのだろう。本校の環境と同じなので、授業で使う技術を身につけるには適している。

DTPをやるために買ったMac。英数/仮名の切り替えが絶対的なので、最近はタグ打ちに威力を発揮している。

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2006年11月23日 (木)

神奈川の情報科教員採用計画

神奈川県の情報科教員の採用について一言

平成19年度用の採用試験に情報科単独の採用計画が存在していたようです。しかし、今年の3月27日、神奈川県教職員募集要綱の発表を見て、情報科の採用が抜けているのにがっかりしました。

平成17年度の数学科新採用教員(理科については分かりません)は、かなりの率で情報の免許を持っています。しかし、初年度は採用教科のみしか担当することはできません。つまり、情報は2年目からしか教えられません。それは、文科省のヒモ付きで新採用研修と指導教官の配置(その時間分の講師の補助金)があるからです。

本校の新採用教員もそのケースでした。情報の科目が多彩で時間割上の困難を県に申請し、情報AのTT(サブ)を1つ持たせてもらいました。彼自身、高校時代に情報の授業を受けていないので、この経験は必須でした。ちなみに、2年目の今年は「情報A」を2クラス、「アルゴリズム」を1クラス担当して頑張っています。1年目の経験が無ければ無理だったでしょう。

おそらく、平成20年度に向けても情報科の採用試験の準備は行われています。来年2月に発表される新教育課程のあらあらでの教科情報の扱いを検討し、3月までに募集の有無を決定するのでしょう。

教員採用の枠があってこそ、目指す学生が育ち、大学も養成するための努力/工夫をします。ぜひ神奈川でも情報科単独の採用試験が実施されて欲しいと願っています。

併せて、重大な問題を提議します。新採用で情報科の教員が配置される高校では、その教科指導教官となる教員が必要です。現状では、機器の扱いからネットワーク管理までを含み、全ての分野の力を備えた新採用教員は望めない(少ないだろう)として、それを指導できるスキルの教員がいるかという問題です。また、指導教官の適任がいたとして、彼は6時間程度の授業を他の教員(非常勤講師か?)にまかせなければなりません。これはその学校の時間割編成にとって大きな問題でしょう。東京都など、どのように問題を解決したのでしょうか?

「情報科の未履修問題」で騒がれたばかり。未履修の生徒に無理して補習を行った学校もあり、次期教育課程では「教科情報はある条件を満たせば必履修からはずしてよい」の類いは出せないだろうと思います。2月まで、教科情報の取り扱いはトップシークレットでしょうが、幅広い見識をもたれる方々のご意見はいかがでしょうか?

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総合学科合同WEB作成委員会

朝から昼過ぎまで、表記の委員会(第4回)に生徒を引率。会場は岩崎学園情報科学専門学校。

神奈川県には、平成18年度現在11の総合学科高校がある。これらの総合学科高校の生徒/教員で委員会を編成し、昨年度より合同のサイトを運営している。企画や技術面では専門学校生にボランティアで協力していただき、総合学科生の意見を反映したサイトを作るというコラボレーションである。今年度は「目で見る総合学科」というページを作成中。本日は各校の生徒委員による中間作品のプレゼンテーションを行った。他校のアイディアや作風に触れることができ、12月13日の仮公開と1月中旬の本公開に向け、生徒委員は制作意欲を高めた。

本校は横浜駅近くの専門学校への交通の便が良いので、技術的な部分の仕事を担当させていただいている。昨年度の本校生徒委員はトップページのフラッシュのデザインを専門学校生と作り上げた。今年度の生徒委員は、各校で作成中の「目で見る総合学科」のページのデザインとテンプレート作成について、専門学校の先生と共に準備作業をさせていただいた。生徒委員も私もWebデザインの勉強になっている。現在、各校では写真と説明文を用意して、このテンプレートに当てはめる作業を行っている。

校内では連日、2名の1年次生の生徒委員が写真の選択と加工、説明文の作成を行っている。上級生でなくては分からない説明は生徒会のメンバーが協力。実に頼もしい生徒達である。画像処理はPhotoshopCSで色調補正とトリミング/リサイズを行い、階層に分けて整理しやすいファイル名で保存している。各分類のページの生成と画像/説明文の配置はJavaScriptで制御するが、Excelで画像の階層とファイル名、説明文を入力してマクロでJavaScriptを書き出す。以上は生徒が行うので、私の仕事は写真の在庫を提供するだけである。

委員会終了後、本校の生徒委員と食事をして解散。

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2006年11月22日 (水)

情報倫理デジタルビデオ小品集2

独立行政法人メディア教育開発センターの表記のビデオ、情報Aで活用している。オススメの一品である。

東京農工大の辰己丈夫助教授らが大学の授業で使うために制作したものだ。大学生3名がネットでのトラブルに巻き込まれたり、モラルを問われるような事例を、解説編を添えてビデオ化したものだ。高校の教科書を少し超えた内容で、ネタも新しい。20の短編で構成されている。1編は3分程度なのでとても使いやすい。

これからWebページ制作に入る情報Aの授業でこのビデオを使った。引用や肖像権、情報発信の責任などちょうど良いタイミングで指導することができた。授業展開は、見た内容を咀嚼して、ワープロで表組を作り入力(表現)させるのだ。ただ見て終わりではない。まず、見せるビデオの概要を説明し、物語編を見せる。文字情報が多い場面や、解説が必要な場面では一時停止。高校生ではよく理解できないことには解説を加える。事例の問題点の入力が終わったら、解説編を見せる。さらに解説を付け加えてから、分かったことを入力させる。生徒は与えられた時間に必死に入力するので、タッチタイピングの練習にもなったはずだ。終了後、ヘッダー/フッターに必要事項を設定して印刷し、授業プリントのファイルに綴じ込む。

生徒は大学生の学校生活に興味を持っているので、少しレベルの高い内容でも頑張って理解しようとする。メーリングリストやWebでのアンケート収集など、大学生が使っている場面を元に解説したので、教科書で教えるよりもよく理解できたはずだ。授業2時間では、5編ほどしか消化できなかったが使う機会はまたあるだろう。

総合学科なので3年次には課題研究(2単位)という卒論のような課題に取り組む。最終発表は、編集したビデオ/CG作品/服飾作品/美術作品/Webページ/スライドだったりするが、必ず印刷物による報告書を作る。1年次のうちに報告書を作る技術を仕込んでおく必要がある。すでに画像を貼付けたり、項目立てをする手法、文字装飾などは身に付いているが、罫線を使った整理方法とヘッダー/フッターの設定方法を仕込むことができた。取り立ててワープロを教えることはせず、技術は実習の中に計画的に盛り込んでいる。

授業時間に余裕があれば、もっと見せたり、1編について協議したり調べたりさせたかった。来年度の課題だ。
授業を補足する意味で、このビデオ20編のタイトルを紹介させていだだく。これは「引用」である。

続きを読む "情報倫理デジタルビデオ小品集2"

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2006年11月21日 (火)

デジハリ061121

第3回目の授業、Adobe Illustratorの基礎が続く。

拡大縮小ツール、回転ツール、リフレクトツール、シアーツールなど代表的なツールに共通する操作方法をみっちり習う。基準点の設定と数値入力の方法が中心。

後半は、いよいよペンツールに入った。パスが描けないからと挫折する人は多いはずだ。本を見ての独学では無理である。(私もかつて挫折した経験がある)
やはり、初めての人はかなり戸惑っていた。

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Making of DEATH NOTE

夕方、デジハリ東京校(御茶ノ水)のオープンカレッジに参加した。

『After Effectsによる映画「デスノート(前・後編)」メイキングとAdobe After Effects 7.0セミナー』 という内容。デジハリの本科生と大学生が中心、150名ほどが会場狭しと聴講した。

まず、Adobeシステムズの中沢氏による、Photoshopの調整レイヤーと描画モード、スクロール機能の実演。空撮の町並みの写真に、雲がかかっているような効果、雪が降っているような効果を設定して保存。AfterEffectsでレイヤーを保持したまま開き、雲が流れ、雪がちらつく映像に仕上げるというもの。さらに、映画の中の開くドアを別のドアに差し替える技術(トラッキング)を実演。すぐ応用できるTipsで聴講生の興味を引く。もちろん、AfterEffectsの宣伝を兼ねている。(30分)

次に、デジタルフロンティア社の前川氏による、映画「DEATH NOTE」の制作技術の紹介。前川氏は同映画のVFXスーパーバイザーを務めた。デジタルフロンティア社は、CGデザイナー170名を抱える、日本最大規模のCGプロダクション。主人公の実写に、どのようなマスクを使って死神のCGを合成するか、さまざまなシーンで使われた技術を映像とAfterEffectsでの実演を使い、中沢氏とのトークショーで説明した。お台場にある東洋一のモーションキャプチャスタジオでの撮影。死神のCGをはめるためのマスク作りなど、撮影現場のシーンは参考になった。CGから実写物への影までつけていた。もちろん、デジハリ生の入社勧誘を兼ねている。(1時間10分)

6月にCGクリエイター検定のディジタル映像部門2級を受けた。その知識が現場でそのまま使われていることと、実際にPC上で行われる操作を確認することができた。ソフト会社と企業と人材育成機関が三位一体となった素晴らしいイベントであった。

終了が18時10分。アンケートを書きなぐって提出。デジハリ横浜校の授業へと急ぐ。

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生徒が初級シスアドに合格

2年次の男子1名が2回目の挑戦で初級シスアドに合格

CGエンジニア検定の補習が終わると、その内の1名が初級シスアドの合格を告げた。思わず顔を見合わせて握手。この生徒は、情報部会が作成している「導入テスト」で93点という高得点を取った生徒である。昨年の夏休みに、短期集中講座「コンピュータ技術」で教えた際に初級シスアドの受験を勧めた。勉強方法をアドバイスしたり、横浜駅近辺の岩崎学園情報科学専門学校東京IT会計法律専門学校横浜校で度々開催される初級シスアドセミナー/基本情報技術者セミナーにも紹介してきた。この春は僅差で落ちたので今回の合格は予想していた。おめでとう。この春の3年次男子に続いて第2号の合格者である。

来春、この生徒は基本情報技術者試験にチャレンジする。プログラミングの実践がないので、午後の言語はアセンブラを勧めた。(手ほどきをせにゃあかんぞ。)

この生徒を例に、本校の柔軟な学びのシステムの一部を紹介する。彼は、通常の授業以外にも卒業に必要な単位を次のように取得している。

(1)短期集中講座(学校設定科目)
1年次は、前期木曜5・6校時+夏休み35時間の短期集中講座の「ロボット入門」で2単位。
夏休みで完結する、6日間36時間の短期集中講座「コンピュータ技術」で1単位。
(2)インターンシップ(職業体験)
2年次の夏、NTT東日本-神奈川での4日間のインターンシップと事前/事後指導で1単位。
(3)技能審査
全商ワープロ検定2級合格で2単位。
初級システムアドミニストレータ合格で3単位。
CGクリエータ検定3級合格で1単位(予定)。
(4)校外講座
情報科学専門学校の「基本情報技術者試験対策講座」修了で1単位。

この他にもボランティア活動による単位認定も盛んである。総合学科ゆえ、職業観を育成するためさまざまなことにチャレンジさせている。ただし、従来からの科目を取らずに、74単位ぎりぎりで卒業させようという方針ではない。

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2006年11月20日 (月)

CGエンジニア検定3級

放課後、上記検定を受験する生徒の補習。

「図形と画像の処理」からいかにもCGが好きそうな男子2名と、少しおしゃれな女子1名が受験する。どういう訳かこの科目を取る生徒は数学嫌いの生徒が多い。しかし、モーフィングでの座標と色の内分、画像処理のトーンカーブとヒストグラム、POVRayでの空間座標を使ったコーディング、DoGAの三面図でのベジエ曲線、動きの速度をコントロールする速度設定曲線、などの数学的要素を好きこそ物の・・・で使いこなしている。
補習では、授業で避けてきた1次変換と極座標のグラフ、エッジ検出や平滑化フィルタの行列を教えた。難儀すると覚悟していたが、全くの取り越し苦労であった。式や記号の意味が試験問題の画像の変化と対応しているので、抵抗がないのだろう。補習に食いつく様子に数学の担当者がびっくりしていた。

久しぶりに数学の教員に戻った気がして新鮮であった。次回の補習は水曜日。

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3Dアニメの相互評価

2単位の科目「図形と画像の処理」。6時間をかけて取り組んだ、3DCG学習用フリーソフトDoGAによるアニメーションの作品の相互評価をした。

2年次生と3年次生の混合で10名の科目。50分授業を週に2回に行っている。単位制高校なので朝のHRはなく、2回とも朝の1時間目なのだが、出席率がすこぶる良い。初回のモーフィングの実習と、2回目の錯視の解説、エッシャーや立命館大学の北岡明佳先生の作品紹介ですっかり気持ちを掴んだようだ。(リンクで飛んだ方は目を疑ったはず)

その後、生徒のモチベーションを維持するために、教材準備が大変なことになっている。遅刻せずに登校するかわいい生徒の期待を裏切らないため、月/金の朝は眼を腫らして通勤している。CGクリエイター検定3級のカリキュラムを利用しているが、必ず理論を確認させる実習を用意するためである。教材準備がいらない6回分の作品制作時間は、私にとって救いの期間であったのだ。いよいよ終わってしまった。しかも試験問題の作成というダブルパンチ。

しかし、今日の授業は生徒も教員も大満足だった。一人ひとりが完成作品を披露し、制作過程のトピックスを説明する。物体のデザイン、動き、効果、カメラワークも生徒の作品は個性があふれていた。来年度の授業は、彼らの作品を元に、さらにグレードアップするだろう。楽しみである。

悩みは授業の後継者がいないことだ。

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2006年11月19日 (日)

副教材編修会議

都内の某出版社にて 副教材の編修会議に参加した。

OSとアプリケーションの更新に伴い、既存の副教材の改訂を行う。その新しい章立ての依頼を受けた。具体的には、私が担当している「DTP基礎」「DTP入門」の基本技術を盛り込むことになる。

今日が第1回の会議。栃木県の先生方とのチームになる。県の内情は神奈川とだいぶ異なるようであるが、触れないでおこう。

さて、情報の発信というと「プレゼンテーション」と「Web」がもてはやされるが、「紙ベース」の発信も捨てたものではない。取材をして伝えたい事を絞り、画像と見出しを配置して、本文を読ませるようにレイアウトする。セオリーをマスターすると、より訴求力のあるものに仕上げることができる。私自身が全くの素人から始めたDTP(まだまだ修行は続く)。身近なソフトで身につけてしまえば、他のソフトでもすぐに応用できることは検証済み。いただいた24ページ、この「セオリー」を中心に執筆していきたい。

この仕事を引き受けた理由は3つある。
1つは、通信制WGで「DTP入門」にあたる科目を開発するにあたり、適当なテキストがない。いっそのこと作ってしまえということ。
2つめは、現職も新採用も多くの情報科教員が苦手な分野である「情報デザイン」の基礎技術を普及させることである。各校に献本される副教材に記述されていれば、教員を啓発することができる。皆さんのスキルアップの一助になればうれしい。
3つめは、理由というほどではないが、テキストボックスの設定を理解すると、WebのCSSの理解に役立つことだ。オブジェクトをボックスでとらえ、マージンや行間値、線の設定、他のオブジェクトとの位置関係など、CSSの属性と同じようなものだ。いずれ、生徒がCSSを学ぶ時に役に立つだろう。

しかし、4月刊行なので、脱稿までの期間が短い。
他の仕事との兼ね合いが大変だ。。。

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情報処理学会の提言について

11月15日付けの情報処理学会の提言、『高校教科「情報」未履修問題とわが国の将来に対する影響および対策』より思うこと。

情報処理学会については、この夏に箱根で行われたシンポジウム「SSS2006」と先月早稲田大学理工学部で行われた「ジョーシン06」に参加させていただいた。もちろん大学教授の方々と違って出張扱いにならない。有給休暇を使い、身銭を切って、部活の生徒をおいての参加になる。次世代の教員の育成について思うところがあり、大学では将来の情報教育についてどのように考えているかを知るためである。特に、日経コンピュータ05年4月号の「これでよいのか、高校IT教育/実態は町のパソコン教室以下」の記事で名を連ねている方々の所属する学会でもあり、集団としての方針が分かりやすいと思っている。

さて、提言の中で私が気を留めたのは、『大学の「情報」教員養成課程において,十分な「情報」の教育能力を育成する。その手段としては高大連携の活用などが考えられる。』という、大学においての教科「情報」の状況改善のための提言であった。「ジョーシン06」にて、そしてその後のアンケートにて、この前段の言葉を引き出したくて発言をしてきた。試作教科書(8月24日/10月28日)については、高校現場で情報の授業に関わらず必ず使う画像処理/動画編集について避け過ぎかと思うが、かなり練っていると思う。このカリキュラム全てを教えることができる教員が育ち、それが一人でも多く現場に投入されて欲しい。学会として教科書を提案して終わりではなく、我々はこのカリキュラムを十分教えることができる人材を育成していますよ、と言って欲しかったのである。

我々は、免許講習会によってカリキュラムを示され、足りない分野を補うために苦労しています。次世代の情報の教員に多大な期待をしています。しかし、教育実習生や新採用教員と接するにつれ、大学の教職課程の脆弱性が見えてしまう。本人たちに罪はない、むしろ、学生集めのキャッチコピーとして「情報免許取得可」をあげ、4年をかけても専門教科情報どころか情報A/B/Cすら教えられない状態で送り出してしまう大学側の問題である。

情報処理学会について、高校の現場を理解していないという声も聞かれた。今回の情報処理学会の提言は、この心配を払拭してくれるものと期待してやまない。全ての学会のメンバーにエールを送りたい。

教員育成のための高大連携という点では、私は今までどおり積極的に行って行く所存である。
代表者は私ではないが、埼玉の関東大会で発表したように上月情報教育研究助成を受けて、『高校の「短期集中講座」と大学生のインターンシップを利用した2つのねらいを持つ教育活動 〜高校生の情報教育に役立つ手厚い指導体制づくり〜 〜情報科教員を目指す大学生の意欲と資質を高めるための支援〜 』という実践研究を行っている。こちらこそぜひ連携をお願いしたい。

次世代の情報科教員育成が最重要課題と考えている。(教科が存在するならば)大量の採用が見込まれるはずである。

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2006年11月18日 (土)

CGクリエイター検定(2)

CGクリエイター検定ディジタル映像部門指導者向けセミナー

会場は日本電子専門学校9号館。日本デザイン学会の会合から直行。若林先生と一緒に終了間際の参加となる。

CG-ARTSの飯田さん/宮井さんに情報部会との連携について相談に乗っていただいた。まずは1月5日に予定している教材開発委員会に向けて調整をお願いした。

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情報デザイン教育の高大教育連携プロジェクト

日本デザイン学会情報デザイン研究部会主催の分科会に参加した。表記の内容である。会場は新宿の日本電子専門学校4号館。

メンバー紹介の後、3校からの事例紹介。早稲田大学高等学院の橘先生からは、ワープロは自習+試験で済ませていること(試験問題例を紹介)と、静止画像を連続して撮り、動画として繋げた作品の紹介があった。同校で講師をされている武蔵工大修士の大沢氏から、箱根おもちゃ博物館の説明文からはがきダイレクトメールを作成するという(情報の整理>アイデアの展開>情報の可視化)事例の紹介があった。参考になった。アレンジして使えそうである。

次に東京工科大学の若林尚樹教授より、300人もの受講生を対象とした標本化+量子化の実習(写真のコピーから5ミリ方眼のトレーシングペーパーにモザイクを複写。ペイントでグレースケールとカラー16色のモザイク画像を作成して提出。全員の作品を講評する。)の工夫と評価方法の紹介。印象派の絵画は、純色を混色せずに使って描画されているので、モザイク画像に近く色の諧調数が少ない。これを、GIFにした画像とそのカラーテーブルを並べて説明する方法は説得力があり、大変参考になった。「図形と画像の処理」の授業で利用したい。シスレー/スーラなどの点描画も使えそうだ。色彩検定の勉強をしたばかりなので良く理解できた。

情報部会のメンバーでもある神奈川大学付属中高等学校の小林道夫先生からは、高校生の30秒CMの作品や大学の講堂での中学生のプレゼンの様子、コンピュータ上での画像のモザイク化の事例が紹介された。若林先生と同じ題材を違う手法で実習しているが、愛知県教育センターの生徒実習課題例からダウンロードできるExcelのhandscan.xlsを使っている。Macではマクロが遅いんだよな〜、といいつつ実演。私も家に帰って早速Macで試してみた。やはり遅かった。

私からは、短期集中講座「DTP基礎」の生徒作品を紹介させていただいた。特に三つ折りチラシのデザインについては日本学園高等学校の磯崎先生より参考になったと講評をいただいた。また、イラレとホトショを使った続編「DTP活用」の試験方法も話題にしていただいた。試験時間中に一人ずつ部屋に入れ、作品を持ってプレゼンをするのである。これをビデオに撮り、自己申告シートを参考に講師の先生と一緒に評価する。今年は受講生が多くて試験としてはできないが、作品を作るたびに自己PRをさせている。DTPデザイナーでもWebデザイナーでも自分の作品をプレゼンできなければ採用してもらえない。総合学科なので職業観を持った指導を心がけている。

今後の活動が楽しみである。

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公開講座「ワープロDTP」第6回

社会人対象のこの講座もいよいよ後半折り返し。

行間値やテキストボックスの余白設定などは、何も言わずにできるようになっている。今日の授業内容は、フォーマットの使い回し(選手名鑑のように、写真と項目が一定のものを並べて使う)と、書式のコピー。これで文字組に関することは教え切った。最後にオートシェイプの活用として、立体感を出すグラデーションとグループ化を教えた。次回はクリスマスカードを描くので生徒の作品例を閲覧してもらう。デザイン案を考えてくることが宿題だ。

午後からの用事のため、30分ほど早く切り上げさせてもらった。受講者のみなさん、申し訳ありません。

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2006年11月17日 (金)

デジハリ061117

第2回目の授業、Adobe Illustrator の基礎。

今日は、イラレの図形描画/拡大縮小の技を習った。すでに知っていることだけに、佐藤先生の説明の簡潔かつ無駄のない説明に聞きほれてしまう。

説明はメモ帳に記録し、イラレの実習データ上にもテキストで貼り付けておく。生徒に教えるときに役に立つ資料になるだろう。

CG-ARTSから預かってきたWebデザインのテキストを佐藤先生に渡した。デジハリのWebデザイナー専攻の副教材として適切かと思い、いただいてきたものである。

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CGクリエイター検定

CGクリエイター検定Webデザイン部門指導者向けセミナー

昨年度後期に新設されたCG-ARTS協会の上記検定が早くもリニューアルする。今日は技能審査として単位認定の適正さを確認するために参加した。10時30分から17時30分までというセミナーには専門学校や大学の講師など50名ほどが熱心に聞き入り、活発な質疑応答が行われていた。この分野の標準カリキュラムはこの検定テキストが担っていくことと思われる。最後の2時間しか参加できなかったので、居残って30分ほどレクチャーを受けた。恐縮。

CGクリエイター検定は、Webデザイン部門とディジタル映像部門に別れており、今回までは3級が同じ問題であった。次回からは、各2級のテキストが改訂、各3級が新設されてテキストも個別に新刊である。Web2.0やAjaxの解説や、Vistaで採用される(XMLを拡張した)XAMLの紹介など、最先端の話題が盛り込まれている。

テキストの編集委員長である若林尚樹氏(東京工科大学教授)と話す機会を得た。高校でのWebデザインの科目開発/情報部会の教材開発委員会/情報部会対象のセミナーなどの協力について、前向きに考えていただいた。偶然にも明日、日本デザイン学会の情報デザイン研究部の分科会でお会いする。具体的に話をつめていきたい。

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2006年11月16日 (木)

情報B「モデル化とシミュレーション」授業研究

県立相模大野高校で表記の情報部会の第5回研究会が行われた。

川村学園女子大学教授の本郷健先生を講師にお招きして、元情報部会部会長の大河原広行先生の授業見学とセットの内容だ。本郷先生は分散処理的モデル教育活用研究会で教育用に開発されたStarLogoの活用を研究されている。お話を伺ったのは今回で2回目だが、StarLogoの実演を交えてとても分かりやすく説明していただいた。

また、大河原先生は今年異動されたばかりなのに、完成度の高い授業プログラムを作り上げている。「蟻の行列はどうしてできるか?」というネタを、StarLogoに用意されているサンプルを使って説明した。生徒は皆夢中で取り組んでいた。さすがである。もう6年も一緒に部会の仕事をしているが、彼の実行力には敬服している。

15分の時間をいただき、授業でつかえる小技として「Officeでできるベクトル画像の指導」を紹介させていただいた。幸いよろこんでいただけたようである。いずれ、このブログでも紹介しよう。

東京からは町田高校のO先生が参加していただいた。実は地理的に最寄りの高校かもしれないが、ありがたいことだ。とにかく、本当に充実した研究会であった。詳しくは部会のサイトに報告される予定である。

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2006年11月15日 (水)

プレゼンの振り返り

1年の情報A/B。9月からのプレゼンプロジェクトが終了した。

総合学科の必履修科目「産業社会と人間」では、10月に「事業所見学」を行っている。見学先を選択して、事前学習/見学/体験のまとめ/体験発表会という流れだ。見学先には、日揮株式会社でのジョブシャドウも含まれている。発表はグループ毎でスライドを使って行う。多目的ルームや視聴覚室の4会場に分かれ、事業所や他校からの来賓を招いて盛大に行った。

情報A/Bでは、上記の発表会と平行してプレゼンの授業を行う。
「産業社会と人間(以下、産人)」と「情報」は年間を通して連携しており、本校の総合学科の基盤を築いている。
今回は産人からプレゼンのネタをもらい、プレゼンの指導を情報が行う。また、産人のグループ発表だけでは埋もれてしまう生徒も出てしまうが、情報では一人ひとりの発表なので必然的に活動を促す。結果として、発表を休む生徒は皆無に近い。

このプレゼンプロジェクトの流れとして、12時間にわたる情報の授業内容を紹介する。

続きを読む "プレゼンの振り返り"

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2006年11月14日 (火)

通信制教材作成WG

情報科の教材作成WGのメンバー7名と県の担当者1名。情報交換会を行った。私以外も作業を進められずに困っていた方が多くて安心した。しかし、閉塞感を脱するために収集されたはずだが、目的は達成できただろうか。

県立川崎高校(全/定)と川崎南高校の統廃合による1日12時間の単位制高校(フレキシブルスクール)の開校準備に携わった。H校長、S教頭など「苦労を惜しまず楽しんで仕事をされる」上司に恵まれ、私も充実感を持って仕事をすることができた。今回のWGでは、依頼主(県/担当者)の熱意が伝わらず、ワクワク感が湧いてこない。勤務時間ではとうてい終わらない日常業務に埋もれてしまいそうだ。

担当者は会議を録音されていたので、県は議事録から問題点を整理していただけると思う。前向きに考えて、今後はWGを牽引していただけることと期待している。

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デジハリ

デジタルハリウッドDTPアートディレクター専攻

今日からデジハリ横浜校の上記の講座に通い始めた。ただいま休み時間である。

申し込んだ講座は土曜日の4時間なのだが、当分は公開講座「ワープロDTP」の時間と重なっている。この期間は火曜と金曜の夜に2時間づつ、Webデザイナー専攻のクラスに振り替えて出席させてもらう。転職を考えている5名と大学4年生1名と一緒に学ぶことになる。私のように教科指導のスキルを高めるという甘い目的の人はいない。後半は厳しい課題提出が連続するそうだ。卒業課題の発表は来年の7月。それまでもつだろうか?

緊張感がうれしい初日。自己紹介のあと、Illustratorの基本操作の講習。これはラクチンだった。CS2になってコントロールパレットという機能が追加された。これは使い勝手がよく、初心者にとって心強い味方になる。慣れるとパレットがいらなくなりそうだ。線もパスの中央/内側/外側に揃えることもできてしまう。
心配なのは下位互換性である。学校のマルチメディア教室もMyPCもCSだ。

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2006年11月13日 (月)

情報教育委員会

本校で情報部会の表記の会議が開かれた
参加7名。15時30分から始め、19時30分の施錠時間に追われるように解散。途中休憩もなかったが、正門からの夜景が疲れを癒してくれる。
みなとみらい21の夜景
報告事項の他、次のような議題があった。

(1)技能審査の単位認定について
標準例の改正案について揉んでいただき、次の幹事会に提案することになった。
(2)来春の県下一斉テストの日程について
10日の理事会の結果を報告。2日目の理科/社会と同列に「新入生テスト」という名称で行う。問題の印刷は各校にお願いするので無料。情報部会より案内を作成して発送する。
(3)今後の研究会の予定について
今月16日と24日の研究会の運営について
(4)来年度の部会長と委員会からの副部会長の推薦
現在の2名を推薦
(5)新入生テストの問題選考
我々委員会メンバーが作問した200題以上の案から、投票の結果を参考にして50題を選考。新入生に対して適切な内容か、不適切な表現はないかなどを確認。
(6)完成テストの骨格について
新入生テストに対して、情報の授業を終えた時点での知識や学力を測るための試験を検討した。今年度はこのメンバーの学校で試行することが目標。
特に(5)の問題選考には気が張った。いよいよ5教科の県下一斉テストと同レベルの扱いを受けることになるからだ。

明日の予告を兼ねて・・・

平成20年度に新タイプの通信制高校が誕生(統廃合)する。その教材を開発するワーキンググループの中で、情報科のメンバーの会合が明日本校で開かれる。7月に1回の説明を受けただけで、具体的な作業の共通理解ができないままに時が経っている。情報交換が目的だ。いろいろな理由があるのだが、私の宿題は全く進んでいない。実習が中心の科目を担当しているが、通信制で(e-Learningで)どうやって指導したらいいんだろう。それぞれのPCの環境が違うことは、ひとつの教室で同じ環境でしている授業とは別ものだろうに。。。  今夜は眠れなさそうだ。

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2006年11月12日 (日)

技能審査の単位認定

色彩検定当日。
生徒が受ける3級は10時30分に開始。なんと、9時には集まって勉強していた。7000円という受験料がそうさせるのか?
終了後に感想を聞くと、通常の科目の勉強よりも楽しかったと語る。合格ラインに達したと表情に出ている生徒、厳しそうと言う生徒。いずれにせよ、達成感/充実感を感じ取ることができた。皆、強く生きる糧を得たことだろう。
「先生、午後の2級頑張ってね〜」 仲間として、暖かい声援を送ってくれた。

今年度から各種の技能審査に対する「文科省認定」の制度が廃止された。タガがはずれて、情報に関する技能審査が名称の変更やカリキュラムの変更を始めた。時代遅れのものは検定を中止である。また、営利主義丸出しでえげつない売り込みをするものもある。当分、生き残りをかけてホットな戦線が繰り広げられるだろう。

CG−ARTS協会が昨年後期に新設したCGクリエイター検定のディジタル部門/Webデザイン部門。実は、この各2級を今年の前期に取ったばかりである。しかし、来年度(もう!)からは新カリキュラムになるので説明会を開くという案内が届き、次いで刷新したテキストを送ってくれた。この分野の牽引に責任を持ち、技術の進歩に合わせて善処していると理解した。一応出張伺いを出してみた。

神奈川県には「技能審査の成果の単位認定に関する標準例」(以下、標準例)というガイドラインがある。各校はこの表から学校の実情に応じた技能審査を選び、また指定の単位数を超えない範囲で、単位数を設定することができる。従来の履修科目への増加単位方式から、学校外の学修の単位へと切り替えが進んでいるので、単位認定がしやすくなったはずである。しかし残念ながら、教育効果をにらんで精査し、活用している高校は少ない。

その標準例については、情報部会も一役買っている。平成15年度の「教科情報」のスタートに合わせて、情報に関する技能審査の標準例の作成を求めたのが始めである。そして、提示された標準例に対して、現場に合わせた修正/追加/削除の意見を提出している。前述の理由から、来年度に向けて大幅な修正が必要であり、現在その素案を作成している。
明日、情報部会の情報教育委員会で審議していただく。その後、情報部会の幹事会に提出、原案としてまとめて県の担当に提出という段取りである。

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2006年11月11日 (土)

明日は色彩検定

本日の午後は、明日の色彩検定の為、受験者対象に直前補習をした。

社団法人全国服飾教育者連合会(A・F・T)が年に2回実施する色彩検定。本校では、3級に合格すると1単位、2級は2単位、1級は3単位が学校外の学修(技能審査)で単位認定される。
総合学科ゆえ美術/服飾/美容/Web作成などの分野で色彩に興味を持つ生徒も多い。私の担当する「図形と画像の処理」と「DTP入門」の受講者も含めて11名が3級にチャレンジする。潜在的受験希望者はかなりいるので、今回の合格状況によっては、来年度は受験者が倍増すると思われる。
3級の内容は、マンセル表色系とPCCSによる色の体系的分類に始まり、光と色/眼の構造/混色/色の視覚効果/色の心理的効果/トーンと配色/ファッション/インテリア/環境色彩など、高校までの一般常識を教科横断的に整理して発展させたものである。検定対策として、カラーチップを色相環順やトーン別に並べる実習や、光の回析/拡散/屈折などの解説を行った。後は各自の独学で対応してもらう。検定料が高いのが難点だが、高校生がチャレンジするには持ってこいの検定だ。3級の合格に対して1単位を与えるには正に適当な内容と判断している。

合格によって、教員には授業持ち時間としてカウントしてもらいたいものだ。ただし、落ちた場合のペナルティはなしで。

私も2級を受験する。

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公開講座「ワープロDTP」

この公開講座と、絡んだ単位認定のシステムを紹介する。

10月中旬より、毎週土曜日の9時〜12時30分、計10回の神奈川県公開講座「ワープロDTP」を担当している。在住在勤の方が対象だが、本校生徒1名も受講している(しかも親子で)。内容は通常の授業「DTP入門」のダイジェスト版で、昨年度も実施している。公的な講座で内容も保証されており、35時間を確保しているので、この生徒は修了により学校外の学修(公開講座)として1単位が認定される。
受講生は昨年のリピーター1名を加えてのべ6名。日本語入力さえできれば大丈夫。とは言っても、操作能力にはかなりの差があり、私一人では対応しきれない。そこで活躍するのが「学習ボランティア」。授業進行をサポートしてくれる本校の生徒4名である。彼らは、昨年度の「DTP入門」または、この夏の短期集中講座「DTP基礎」の修得者なので、私の授業展開はよく理解しており、献身的に動いてくれる。彼らは年配の方々の学習支援を通じて社会性を学び、受講者は落ちこぼれることなく学習を進めることができる。彼らにも学校外の学修(ボランティア活動)として1単位が認定される。
願わくば、私にも勤務時間と授業持ち時間としてカウントしてもらいたい。

ネタの温存のため、本日の紹介はこの程度にしておく。

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2006年11月10日 (金)

教科研究会理事会

情報部会部会長の代理で、神奈川県高等学校教科研究会(第2回理事会)に出席した。会場は小泉純一郎前首相や、ノーベル賞受賞の小柴昌俊さんを輩出した県立横須賀高校である。

4月中旬に、国語・数学・英語・社会・理科の5教科の県下一斉テストが実施されている。もちろん、希望校が教科を選択して行うのだが、きちんと印刷したもので1部100円である。
情報部会では、この2年間「導入テスト」という名称で無料で行っているものがある。試験問題のデータあるいは原稿を送り、必要枚数だけ印刷してもらっている。具体的な問題や統計は情報部会のサイトで公開している。

さて、本日の会では、来年度の県下一斉テストの日程が議題の1つであった。結果は、教科情報の先々や中学での扱いなど不透明な部分もあるので、有料化については1・2年様子を見させてもらい、先行5教科と同列の日程で案内に盛り込まれることになった。名称は理科・社会と同じ「新入生テスト」ということになる。
他の教科からのご意見もいただいたが、会長・副会長・会計監査というまとめ役の校長は3人とも神奈川の新タイプ校を牽引してこられた方々であり、情報科の立場を常に後押しして議事を進めていただいた。感動した!

他の議題も、まとめ役の改革路線を反映していた。
一つは部会長の問題である。「神奈川の誇り」であった時期もあるそうだが、各教科部会の会長に教諭、顧問に校長が着くというのが神奈川の現状である。他県に合わせるというより、時代に合わせて、会長は校長とし、出張命令等服務に関すること/予算決算等会計に関すること/教育委員会との連絡等を任務とするというのである。実務は今までどおりだが、責任者としての会長は校長になる。ねらいは、教育に密接に関わる団体として認知してもらい、今後の活動を保証することである。都の事例もあるので、全出席者が納得していた様子である。

会計についても、会計監査からすっきりとした実利を取った方法が提案された。私は会計役を担当したことがなくてよく分からないが、他の収入がある部会では今までよりも柔軟にかつ速やかになりそうである。

真っ暗になっていたが、足取り軽く職場に戻った。

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広報紙づくり

いきなり、説明が長くなるネタになってしまった。

毎週木曜日の5・6校時、本校では全学年統一の選択帯である。通常「F選」と呼び、職員がほとんど総出で担当する。
私は「DTP入門」という科目をTTで担当している。1年次4名、2年次11名、3年次2名(うち男子4名)という混合クラスだが、上の学年ほどできるということはない。使うアプリケーションは、WordとPublisherというOffice製品。

さて、3週間かけて作成した体育祭の広報紙が完成した。
この課題は、「生徒会が地元の中学生に本校をよく知ってもらうための掲示用広報紙をつくっており、今回は体育祭をテーマにしてデザインをすることになった。写真は十分に用意されているが、新聞名や見出し、記事を自分で考え、インタビュー記事も入れてA4縦1枚で作ること。」というもので、3年間続けて行っている。

今日の5時間目は、作品の評価をおこなった。
まず、各作品の印刷プレビューを中間モニターに表示するので、全員に自分の作品のPRをしてもらう。
その後、印刷物を右の生徒に回して30秒で指定項目の相互評価、以下、全員の評価が終わるまで回す。
あらためて自分の作品を評価し、今後の目標を記述して終わり。
印刷した作品は、1年間廊下に掲示しておく。

私自身、一般の数学教員と同様、美術的なセンスはない。科目を持った当初は、指導も評価も自信が無かった。しかし、セオリーを説明するだけで生徒は納得し、掲示してある前年の作品とこの相互評価によって、どんどんレベルが高くなっていく。そのうちに、私もだんだん「講評」や「アドバイス」ができるようになってきた。私の科目開発はいつもそんな調子だ。

で、次の課題は「今回は文化祭の・・・・」である。写真部顧問撮影の画像350枚ほどを提供した。加えた注文は、前回縦書きだったものは今回は横書き、逆も同様。
6時間目は、画像の選択とラフスケッチ。これらの画像を閲覧できるのはこの科目の特権である。
来週はひたすら作り込んで仮提出。さ来週は、アドバイスを受けて改善作業をして完成。

さて、来週の木曜は情報部会の研究会に出張する。
サブの先生に頼むには、ちょうどいいタイミングだ。

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2006年11月 9日 (木)

初心

神奈川県の総合学科高校の情報科教員です。総合学科ではどのような科目があり、どのような授業をしているか、なんてことを綴っていこうと思います。筆無精ですが、情報部会の他のメンバーに刺激されてブログを始めてみます。

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