CGエンジニア検定3級
放課後、上記検定を受験する生徒の補習。
「図形と画像の処理」からいかにもCGが好きそうな男子2名と、少しおしゃれな女子1名が受験する。どういう訳かこの科目を取る生徒は数学嫌いの生徒が多い。しかし、モーフィングでの座標と色の内分、画像処理のトーンカーブとヒストグラム、POVRayでの空間座標を使ったコーディング、DoGAの三面図でのベジエ曲線、動きの速度をコントロールする速度設定曲線、などの数学的要素を好きこそ物の・・・で使いこなしている。
補習では、授業で避けてきた1次変換と極座標のグラフ、エッジ検出や平滑化フィルタの行列を教えた。難儀すると覚悟していたが、全くの取り越し苦労であった。式や記号の意味が試験問題の画像の変化と対応しているので、抵抗がないのだろう。補習に食いつく様子に数学の担当者がびっくりしていた。
久しぶりに数学の教員に戻った気がして新鮮であった。次回の補習は水曜日。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント